tokyometromind tokyometromind (May 30, 2005)

なぜかわからないが地下鉄に乗ると安心することがあった
基本的に、地下鉄は移動時にはあまり使いたくない
2分おきに来る山手線の方がはるかに早く目的地に着くし
地下に降りる長い階段も地上の電車には必要ない
予想以上に時間がかかっていつもギリギリの僕は
遅刻してしまうのだ

それでも
疲れているときとか長旅の気だるさのなかで
地下鉄に乗ると安心するのは
たぶんそれが記憶と繋がっているからか と思った

たとえは山や川がある人にとって懐かしい風景であり
過去と繋がっているのであれば都会で育った僕は
いつも一人でどこかに行く時に乗っていた地下鉄は
懐かしい場所だ

JRの駅は幼い僕には家から遠すぎて、
大学に入るまでは使っていなかった
どこか人工的すぎてよそよそしいJRの駅よりも
いつも空気が淀んでいて地下鉄に特徴的な音と風の方が
慣れ親しんでいたのかも知れない。

小学校に入る前から毎週僕はそれにのってプールに通っていたし
高学年になると塾に通うためにそれにのっていた
そう。いつもどこかから帰ってくるときに乗っていた地下鉄
疲れ切って外国から帰ってくるときも
家まで運んでくれたのは地下鉄だ

だからたぶん地下鉄に乗ると安心するんだろう。

切符を信じられないくらいのスピードで切っていた人たちは
一体どこに行ってしまったんだろう



May 30, 2005 4:16 PM | E
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