06tanzania: Arusha to Ngorongoro

ところでタンザニアの位置は宇宙から見るとこんな感じだ。
画面中心がタンザニアで、国境付近がほぼ赤道に位置する。
登山するメルー山はそこから若干南。

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ウラサの事務所で835ドルを支払った後、
運転手がNgorongoroクレーター方面へと車を走らせる。
運転手は突然町中で止まった後、何も言わず車を降り、
事務所でもらった米ドルを両替所で両替。おそらくここが
一番レートが良いのだろう。こういう、人を騙しているのにも
関わらず抜けている、馬鹿にするような行為がかなり頭に来る。

ウラサは運転手を叔父の息子、と紹介するが実際に彼に
聞くと全然違う、と苦笑。まるで適当である。

当初の計画ではLake Manyara Hotel泊で、Lake Manyara周辺の
サファリの予定だったが飛行機の遅延のためという理由で
勝手にホテルを変更され、サファリも「スネークパーク」に変更。

しかしスネークパークに到着してみるとあからさまに
観光客向け的なMasai Museumの隣で行く気にもなれず
キャンセル。

そのままホテルまで、2,3時間だろうか。当日の経路をGoogle Earthから。

06tanzania_1stday.jpg

途中に見かけた緑に覆われた土地はコーヒー農園で、
plantationだという。この単語は植民地という意味と大農園という意味を
持っており、運転手の言葉に皮肉が込められていたのかは定かでない。
必要なこと以外はしゃべらない。およそ客商売が向いているとは思えない
非常に寡黙な男だった。

後日Lake Manyaraはナイトサファリも可能で、非常に広大な湖だと知る。
まあそれは良い。泊まったホテル/ブーゲンビリアロッジはアフリカにしては
特に問題がない。ウェイターが僕らの写真を撮った後に、赤目を発見し
非常識的なまでに笑った事以外は。

おそらく地理的な問題で(周囲には特に何もない)客が少ないのだろう。
斡旋されたのだと思われる。

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長時間のフライトとへんてこな緊張感、そして怒りで疲れたため
大量の蚊取り線香を焚いた気分の悪い空間で泥のように眠る。
ンゴロンゴロクレーターへの出発のため、朝6時に起きなくてはならない。