Design Tide in Tokyo 2006 Philip Worthington, Shadow Monsters

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Design Tide。本当に必要なものだけを
というキャッチフレーズを後からこの写真で見て、ふうむ、とうなる。
散々だったデザイナーズウィークとどう区別されているのか、
仲違いしたのか何か経緯がどこかに書いてあった
気がするが行く方としては特にそう言ったことには
興味が無いわけで、当然面白ければイナフ、である。

で原宿の交差点を右に少し行ったビルがデザインタイドの
メイン会場で、500円払って入る。中にはいるとすぐスタバの
コンビニで売ってるコーヒーをもらえるのでほぼ無料みたいな
もんで、04年のデザイナーズウィークのコンテナグラウンドに近い。

入ってみんなと合流すると、gamiさんがなにやら壁を
クライミングしている。淡々とやるgamiさんはさすがで、
みんながそれを見ている。一通り終わると拍手。

とにかくすごかったのがPhilip WorthingtonのShadow Monstersという
作品。インタラクティブ影絵。あまりの衝撃に写真を撮りそびれたので
ロンドンのデザインミュージアムで行われた展示の写真をここに
貼り付けるが、
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プロジェクタで投影された単なる真っ白な画面に、
自分の手なり足なり体を影として投影すると、そこに毛が生えたり
目が出来たり角が生えたり牙になったり叫んだりなんか出したりするのだ。

リアルタイムで自分の影にランダムに生成され、モンスターとなる
様子は圧巻。gamiさん曰く、「これ幼稚園とかに置いといたら、園児が餓死するよ」
というくらいはまってしまうことうけあいだ。すごい。
Youtubeに動画があったが、このときの作品よりもモンスターがかなり
軟化していてかわいらしい感じだった。

例によってgamiさんが真剣な顔でへんなポーズをいろいろして
影がさまざまな形に変化するのを見て、周りの人も大爆笑である。

アーティストはPlaystationのEye Toyの監修も携わったというお墨付き。
eyetoyを使用して出したとしてもこれはプロジェクターを使うからこその面白さがすごい。
とにかく衝撃。

上の階に行くといろいろなアーティストが家具のようなものを展示していて、
おおこれいいなーと思ったのはf.a.t.のgrass。実際にフランフラン、アフタヌーンティ、
BEAMSなんかで売られているようだ。しかも値段が2500円と安い。
amazonでも売ってた。画像無いけど。

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それからパイオニアが電源を刺すだけで音楽が聴けるmusic tapという展示。
電力線通信(PLC)を用いたコンセプトモデルを展示している。
なるほど、、こういう使い方があったか、、すごい可能性を秘めている気が、、、
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ということでイベントに参加しているショップを見たりしつつ、
表参道ヒルズ経由でこの後デザイナーズウィークメイン会場(神宮)に向かった。