colorcalm by Design DVD

去年、いや一昨年。ニューヨークのMoMAに行ったとき、
実は一番印象に残ったのはエントランスから入って右の
チケットオフィスだ。ディスプレイで展示されていた色の帯が動く様子。
何とも言えないが、これは家に欲しいなと思った。

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MoMA ticket office

結構家に欲しい、と思う。いつも。
先週の休みに原宿のhhstyle.comにテーブルを見に行ったのだが、
たまにしか行かないので原宿はいつも位置がわからなくなる。
キャットストリートが駅から明治通りをこえたところだったか手前か
すら微妙で、そして今度は右側か左側の小道どっちだったか忘れる。

奇跡的に全く迷わずhhstyleに到着し、
イームズのテーブルがやはり気に入り店内では
たいして大きくも見えないが部屋に置くと大きいだろうな
とか思いながら見て、他にもVitraのテーブル、
ハラーシステムのテーブルなどを見る。

Vitraとかハラーシステムはオフィス向きだな、
実際会社の受付の横の椅子はVitraかUSMか忘れたかそんなのだったし
ハラーシステムの棚も会社で使われている。
これをリビングで使うっていうのはちょっとシステムライクでだめだ。
落ち着かない。確かにある程度は機能的なんだろうけど。
いや実際は予算足りねえなとか考えつつ

2階から降りてくるとソニーの液晶テレビでDVDを流していた。
DVDのカタログコードをメモり帰宅する。

それがcolorcalm by Designだ。

同じような試みで、NTT ICCで展示されていた作品でドナウ川?
の光をカラーバーコードに変換して流すというのがあったが
それに似たもの。どちらがオリジナルなのか、はたまた同じ人の作品なのかは知らない。

例えばゴッホとか著名な画家の作品をカラーバーコードに置き換えてしまい、
動画として描くこの作品は適当に流しておくのにちょうどいい。

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3作品が収録されそれぞれ坂本龍一New OrderがBGMという点も惹かれ、
価格comで調べるとタワレコのオンラインが送料込みで一番安いので即購入。

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以前もhhstyleで流れていたグルービジョンズのDVD買ったな、
そういえば。

MoMAオンラインストアジャパン

■colorcalm by Design
室内の薄型テレビや液晶テレビを、インテリアや、美しいアートに変身させる。世界的な作曲家と映像クリエイターにより、気持ちのいい音楽と美しい色とデザインが空間をデザイン。世界の色のオーソリティー“PANTONE社”協力、世界的な映像クリエイターと作曲家による音楽とデザインがあなたの部屋を彩ります。

■詳細

★封入特典:20Pブックレット(日本語訳付)

本編約180分/カラー/片面2層/16:9/音声:ステレオ(リニアPCM)

■内容
<Visual×Music>
Art Barcodes:イルマ・ブーム×マイケル・ナイマン
アート・バーコードは美しいストライプがゆっくり変化する作品であり、古典及び現代絵画の巨匠の作品を題材にしています。ヴァン・ゴッホ、デューラー、レンブラントからウォーホル、フォンタナにいたるまで、それらの絵画は順番に垂直上のストライプで構成される色のついたダイアグラム(線図)に変換されます。

Food Coloring:ジョン前田×坂本龍一
デザイナー・ジョン前田氏の冷蔵庫の中の食べ物から抽出したさまざまな色彩をデジタル演出した意外性のあるシックな作品です。使われている楽曲「エナジー・フロー」は、1999年ソロのピアノ楽曲で初めてチャートのトップを飾るナンバー・ワン・ヒット曲です。

Colour Wheel:ピーター・サヴィル×ニュー・オーダー、テラノヴァ
希望する色合いを示すためにマニエリストの画家であるヤコポ・ポントルモの作品を使用しています。ポントルモの「十字架降架」(1525-28)から抽出されたパントーンのカラーが前面全体で非情にゆっくりとシフトし、ほとんど気づかれないほどにブレンドされていきます。「その変化に気づくのが少なければ少ないほど、良いのです」とサヴィルが説明します。