Pipilotti Rist “Karakara” ピピロッティ・リスト カラカラ

原美術館。際どい、と書いてから際どいという単語は
ボーダーライン上に存在し、しかしその線内に収まっている
様子を表す言葉なのではないかと再考した。

そう言う意味では、際どいとは表現できない。
超えてしまっている。アートとポルノの境界線は
どうも自分には理解できない部分だが、
これはええとその、あの、えっと、あsjhれおvの。。
それはいくらなんでも。。と曖昧に
お茶を濁すしかない。

つきあい始めたばかりのカップルだったら
気まずくなっちゃうんじゃないかとか余計なことを考えながら
流し見て、

TABで評価が高かったので期待して行ったのだが。

カフェに入って展示のイメージで作られたという
イメージケーキ(毎回展示でやっている)と、
トリュフとポルチーニ茸のパスタを頼む。

イメージケーキは入り口入ってすぐにある
Pipilotti Rist本人です、と作品解説にあった
「溶岩ので坩堝で我を忘れて」
という作品だと思われる。
そして本人と思われる砂糖の白い飾りが
中央にある。
Pipilotti_Rist_karakara_cake.jpg

ちなみに坩堝。これ読めない。

るつぼ、である。
人種のるつぼ、とかそういうアレだ。
やれやれ。

作品リストを読まないと何が何だかわからないし
読んだところで依然として何が何だかわからない。
とりあえず衝撃とかそういうものは全く受けなかった。

で、ケーキとパスタはとてもおいしかった。
以前食べたときは不味くて二度とここのカフェで食うか!と
思ったものだが。シェフが変わったのだろうか。