さて、ミコノス島を歩き回ってホテルArhontiko Pensionのバンに23:30くらいに
ピックアップされ、約10分かけてホテルに帰宅。
ホテル、といってもほとんど民宿である。大きめのプールもあるし
部屋数も20近くあるか、そんなに小さくは無い。
しかし完全に家族経営で、おじいちゃんおばあちゃん、
息子嫁、そして子供(は小学生ぐらいだと思う。関係ない。)と家族総動員である。
そして起こるべくしてトラブルは起こった。
今回の旅行で起こったトラブルベスト1(同率一位)のもうひとつである。
そもそもミコノス島に行きたいと思ったのは、
映画ボーン・アイデンティティの最後の場面だ。
ミコノス島と風車が映し出され、そこにMobyのExtreme Waysがかぶさり
カメラが上空にズームアウトされる。
ちなみに、レンタルバイクの店は島に無限にあり、
ほとんどの観光客はこれを借りてクラブに繰り出す。
風車とは反対側の波打ち際。
このあたりからずっと歩いて向かった。
海沿いを歩こうとしてもいったんタウンに入らないと
風車に向かうことは出来ない。
風車はかなり遠くからも見えて、到着したOld portからも見えた。
街の中央付近から海を目指すと、海沿いに店を構えるカフェがあり
このあたりから向かう。波がカフェぎりぎりまで来ている。
風車は5つ並んでいる。
羽部分は取り払われ、回転はしていない。
後ろを振り返ると波打ち際のカフェがこんな風に並んでいる。
外に店舗を出していなくても、結構端っこまでカフェとかになっているようだ。
風車の前の海岸まで歩いてきた。
このエリアは本当に観光客が多い。
風車の裏までは車で来ることが出来るため、
日本人ツアー客もかなりいる。
しかし風車があるだけに、ものすごい強風。
砂が飛んでくるしあまり長居はしたくないくらいだ。
適当に歩いていて写真を撮っていた教会が
実は有名な観光名所であるパラポルティアニ教会だった、という話。
波打ち際を歩いているとちょうど日が沈むころだった。
この教会は少し西に飛び出した場所にあり、
ちょうど海に日が沈むところが見えないw
結局のこの写真の、教会の裏手の方にカフェの小道を抜けて行って見ると
水しぶきがかかりそうな、ぎりぎりで波が来ない教会の端を発見し
ベストな場所で夕日を見ることが出来た。
めげずに(別に問題は無い)沈んでいくところを見ていると
今度は若いフランス人の青年4人組が大はしゃぎでやってきた。
それでもめげずに見ていると今度は中年のフランス人のカップルが
大はしゃぎで記念撮影。
ちょっと滑ったら結構波の高い海に落ちそうなんだけど、
強風の中バランスのとりにくそうな岩の上で
夕日をバックに記念撮影。
それらが10分ほど繰り広げられおもしろがっていたのだが、
完全に夕日が落ちる前に彼らはいなくなり、
自分たちとゲイのカップルと、強い風と静けさだけになった。
ミコノス島で一番有名な観光地エリア、ミコノス・タウン。
港からぐるりとまわってタウンエリアに入る。
細いたくさんの路地で構成されているため、
基本的には車は内部に入り込めない。
海がこっちだろうと思って歩いてみたが、
本当に迷路のようになっていて
なかなか海まで到達できず驚いた。
お土産や、ギリシャ料理屋、スーパー、その他何でもが路地に面して
展開している。少し観光客が多いエリアを抜けると民家がかなりある。
レストランは路地にはみ出し、どこに道があるのかすらよくわからなくなっている。
階段はどこに続いているのかわからない。
浜辺に展開しているタウンだが、すぐ背後には丘が迫っていて、
北東に向かうとこのような階段がある。
サントリーニ島からミコノス島へはHenenic Seawaysの高速船で向った。
飛行機で行くと30分で着くが、値段は倍以上になる。
高速船だと2時間半程度。webで予約できる。
島の西南の端にあるイアからまずフィラまでバスで向かい、バス停で港行きの
バスに再度乗り換える。1時間くらいかかったと思う。
島の崖を降りていく。
予約したときの紙を持ってHenenic Seawaysのカウンターに行くと発券してくれる。
ミコノス島まで41ユーロ。
この船、かなり速度が出てかつ、地中海は風が強く天気が良くても
結構波がある。そのため、モーターボートに乗っているような感覚になる。
つまり、ボンボンはねるのだ。
結果1時間くらいで船酔い。寝たのであまり記憶が無いがとにかく気持ち悪い。
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