speed and power 情報のスピードと発信源側のパワー

サマソニについてエントリー書いていたんだけど、
全く別の話になってしまったのでタイトルを書き直した。

サマソニ2012東京当日、前日大阪会場で雷雨やらの大荒れと、
Jamiroquaiのキャンセルでj-love.infoのニュース更新と
twitterと2ch実況を中心とした情報収集を行っていた。

J Loveの@Jamiroquai_newsアカウントは
フォロワー数が5000くらいあって、
(そのうち半分くらいはたぶんに公式アカウントかなと思って
フォローした英語圏の人だと思うが)
完全にJamiroquaiの情報に特化した情報をツイートしている。

前日大阪公演のキャンセル情報などは
300リツイートを超えていた。
どうなるかというと、詳細情報へのリンクが
10000回くらいクリックされることになる。

約2年前のゲリラライブの時は750くらいのリツイートがあり、
トップリツイートとなっていた。当時利用者数などで状況はだいぶ異なるが、
こういった即効性のある情報は完全に生もので、
1分遅れれば価値を失う状態にある。

ただし面白いのは、速報的な情報は早いだけで価値を持つんだけど、
それを発信するパワーがある・無いによってその時間差が埋められてしまう。

パワーがある情報源があたかも自分が取った情報だ、として発信すると
発言だけで情報が完結する場合、フォロワーは発言だけしか見ないので
そちらがソースになってしまうのだ。
もちろん正確にはソースにはならないが、
FFで言うエンハンサーである。いや違うか。

これはJ Loveのアカウントでも言えて、かつこのアカウントは
飲み込まれる位置と飲み込める位置両方くらいの位置にいる。
情報発信源となるか、あるいは発信源として埋もれてしまうかという点を
実体験として両方体験できた。

こういった即効性のある情報を流す場合ですら、
それが事実なのかそうでないかの見極めによって
かなりプレッシャーがあると思うんだけど、
思想に関連する内容であればなおさらプレッシャーがあると思われる。
もちろん釣るために行っている人達がたくさんいるのも理解出来る。