undokai 運動会

サラの初の運動会で、
3歳児、5月生まれなので同じクラスでも体が大きく、
やっぱり小さな子だとこのあたりは
運動能力として大きく差が出てくる。
しかしサラの場合はちょっと話が違って、
とにかく思慮深い。

思慮深い事が相まって、「サラちゃん走りません」
「サラちゃん踊りません」とにかく、
やりたくないことはやらない、
というか恥ずかしいとかそういう感じで、
保育園からのお知らせにはそんな感じで書いてあるし、
実際アンパンマンが近所に来たときには
居並ぶ20人くらいの同い年くらいの子達が
サラ以外全員ステージに上がったのに対して
1人だけ上がらないとか、
既に自分を持っていると言うと聞こえが良いのだが
親としてみるとひやひやというか、
どうしたらいいかなあと思う面もあった。

前日、サラ走るよね?と聞いたところうん、と答えていて、
実際にかけっこで走った時には
走っただけなんだけど感動した。びっくりした。
走っている間はずっとこっちを向いていたけど、速かった。

それから観戦にだけ行ったつもりだったのだが
親と一緒に走る競技があって驚いた。事前に何の説明もない。すごい。
そしてサラの元に行くと、圧倒的に笑顔になって
ずいぶん緊張していたんだなあと思った。
簡単な障害物競走だったのだが笑顔でずっと走って、
並んでいる輪っかをジャンプして、
(月齢が大きいのもあって、ジャンプも軽々出来るのだが、ここで見ていた親たちは
おおーっと声が出ていた。ジャンプ出来ない子もたくさんいる)

とにかくずっと嬉しそうだったのが印象的だった。

全体的に待ち時間がある程度あって、
園児にかなり忍耐を強いる運動会だったように見えたが、
それをみんながほとんど泣かずに
2歳児クラス?1歳児クラス?含めてきちんと我慢しているのが印象的だった。