磁浮列車、マグレブトレイン。
日本ではリニアモーターカーだがマグレブ、というらしい。
漢字で一瞬でわかるのが良い。
上海のLongyang Road駅から浦東空港まで乗った。
最高速は430km/hだが、時間によって300までしか出ない。
残念ながら300の時間帯だった。
通常のチケットは先頭部分に入れない気がしたので、
(聞いたら行っていいわよ、と言われたが微妙そうだった)
先頭を見るためわざわざVIPチケットを購入。
E-ticketを見せると20%割引になる。
80元、1000円くらい。
10km程度の距離を8分。かなり短い。
話には聞いていたが結構揺れる。
浮いているため、車体の横方向の制御が構造的に難しそうだ。
揺れはおそらく、左の磁力による反発、右の磁力による反発、
という感じで揺れているのだと思われる。
これは到着した上海の浦東(プートン)空港
移動の連続。
浦東は初めてだった。やはり広い。
万博があるせいもあってか、JAL便から団体の日本人観光客が
たくさん上陸していた。
大連の工業地区から市内、空港の方に向かう。
遠くの煙突からは硫黄のような色をした煙が
上がっている。明らかに体に悪そうだ。
日本では、煙突から出る煙をなるべく出さない、
というよりは見えなくするために排出する気体の
温度をあげていると何かで聞いた。
それにしたって黄色すぎる。
霧に隠れた山の手前、
南側?に巨大な橋が建設中でものすごい数の
建築機械が浮かんでいる。
空港からは大連の市内が見える。
特徴的な建物は、日本が統治を開始した際に
木造では火災が延焼するのでレンガ造りを
指示したかららしい。ここにも高層建築物が
建設中だ。
上海は工事中だ。
50日後に控えた万博までに終わる工事をしているという感じではないから、
たぶんかなり前からずっとこういう状況なのだろう。
既に飽和しているのだろうと思いこんでいたが、
土地はまだ(豊富とはいえないまでも)あり、
摩天楼の建設が続いている。
中国に滞在して感じるのは、細かい部分で雑な、
チープな作りというのがやはり目立つなあということなのだが、
例えば今一番高いビルというSWFCにはそういう雰囲気は全く無い。
きちんとお金をかけて管理して作られたにおいがする。
続きを読む上海に到着したがあいにくの霧。
しかし夜になると逆に雰囲気があるんじゃあないか、と思われた。
摩天楼は霧で上部が隠れている。
最初の写真はSWFC、現在上海で一番高いビルのようだ。
完全に霧の中に飲み込まれている。
4斜線近い大通りにも横断歩道は無く、
お構い無しに歩行者は渡る。話には聞いていたがやはりすごい。
有名な丸いタワーは頭の中にあったイメージと違った。
イメージでは赤い丸だったのだ。
LEDで煌く金属調な色合いになっていた。
これも霧で上が見えない。