「夜明けまでには、まだずい分時間がある。」

(画像は本に入っていたチラシみたいなもの。「ゆっくり歩け、たくさん水を飲め」)
村上春樹を読み始めたのは中学の時の頃で、それは
もう10年くらい前の事になる。
完全にその世界に取り込まれた僕がそこから出てきたのは
高校3年から大学1年の頃で、それは1人の女の子のせいだ。
今でもそれが良かったのか、悪かったのか良く分からない。
その世界に残るべきだったのか、それとも。
夜は僕にとってそれまではものすごく不思議なものだったから、
たぶんこの本をその時に読んでいたらものすごい影響をさらに
受けただろう。
アフターダーク、待ちきれずに会社の昼休みに買いに行った。
最近は仕事が終わるのが夜12時前なので本が買えないから。
今は1時だけど、読み終わった。
不思議な話だった。
村上春樹的な流れだけど、暴力的なものはほとんど何もないと言っていい。
物語は一晩で終わる。ひどくあっさりしている。
テレビ・逃げ切れない・牛乳。
象徴的なそれらはみんな自分に結びつくんだけど、
自分が結びつきを探しているだけかもしれないとも思う。
物語の中にしばしば登場する音楽なんかは、あまり知らない。
そういえば題名は曲名からきているみたいだ。
「何かをうまくやることと、何かを本当にクリエイトすることのあいだには、
大きな違いがあるんだ」
今日はひどくそれを実感した。設計っていうのはうまくやるだけじゃあ出来ない。
明日もそうやってはじまると思う。
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