この作者の「夏の庭」という作品を読んだのは小学校5年か6年の頃で、
当時中学受験御三家の中でも難解といわれた麻布中学の国語
問題を解くための読解力を養うため、という名目で渡された覚えがある。
そのようにして本を読むことで、僕は麻布中学にも合格したのかもしれない。
その作品の主人公はちょうど小学生の子供達で、話がとても面白く
「課題図書」としてはかなり面白く読むのが苦にならなかった。
というより感動的だった。今読んでもそうだろう。
夏の庭はたぶん、この作家において最初で最後のベストな作品だと思う。
ポプラの秋は、それなりに面白いけれど、何かに迷っている人にとっての
本なのかもしれないなと思う。
2004/10/03 ☆☆☆
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