ある日突然隣町との戦争が始まるという設定。
村上龍の5分後の世界をちょっと想像していたが
全然別物。よく言えば透明感のある、しかし悪く言えば
素通りする文章。村上春樹の影響は大きい。
作者の頭の良さとかはちょっと伝わってくるのだが。
なんか、自分の文章にちょっと似ていた。
設定は割りと細かくひとつひとつの場面はありなのだが
全体として全然うまく書き切れていないところが。
第17回小説すばる新人賞受賞作
第133回直木賞候補作品
かなり色々な文学賞?を受賞していたので
手に取った作家。が、読んでみるとちょっと車に詳しいのと
旅行代理店勤務という経験を元にベトナムを舞台にした
ということだけで面白い比喩とかそういうものには出会えなかった。
結局三流アクションと言ってしまうと
酷評になってしまうが、それに遠からずという感じ。
ワイルドソウルという作品の評価の方が良い
ようなので、そっちを読んでみることにする。
会社の人が持っていたので借りてみた。
これ、「会計」の本だったんだね。
ものすごく字が大きくて読みやすい。
1,2時間で読めちゃう感じ。
僕と同じように何の本かよくわかんないけど買ってみた、
みたいので売れてるんじゃないかな。
ポジティブスパイラルだよね。まあ。
村上春樹が工場見学して書いた本。86年に書いたというのが
あまり信じられないが、それなりの時代の差は感じられる。
コムデギャルソン、消しゴム、牛乳、CD、結婚式場、人体標本の工場を
まわって、村上春樹的に紹介してくれる。
一見工場ではない結婚式場なども実はとてもシステマティック。
(結婚式に関する認識は結構似てるなぁ。)
例えばCDの工場に関しては多分僕のほうが詳しいんだけど、
もちろんそういうことって文章においては関係ない。専門家が
書くよりずっとわかりやすいし。
面白い。思わず吹き出して笑っちゃうところも多数。もっと前に読んでおくべきだった。
荻原 浩の本は以前1冊読んだだけで、ハードボイルドエッグ
というハードボイルドになれない探偵のおもしろおかしい話だった。
これを読んで、一昔前の感覚をもっててさらにAmazonでこの人の
作品を探したときに、絶版の本があったので、だいぶ昔の作家かと
思っていた。
そしたら今回読んだ誘拐ラプソディーは、主人公は相変わらず
おとぼけなんだけど、内容は結構現在だしきちんとハードボイルド。
普通におもしろい。ただまあ、この人の作品の場合は読んでて
思わず笑ってしまうハードボイルドエッグ、オロロ畑でつかまえてとかの方が
おすすめかな。
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