佐藤 多佳子二作目。この人は才能あるなあと思う。
ぎりぎりで書いている人と才能があって書いている人では
読んでいる方の気分が違う。
しゃべれどもしゃべれどもは映画にもなっているようで
それなりの知名度があるみたいだが、落語家(噺家)が主人公。
10年前くらいのラジオ番組で、江戸時代の日本はすごかったという
対談をcobaと誰かがしていた。
話の要約は、文化に関することで、例えばヨーロッパで栄えていた
音楽や芸術といったものは大抵貴族の間で栄えていたものであったのに
対して、日本では歌舞伎や落語が大衆の間で、
そこらへんにいる商人の奥さんが若い役者に入れあげる的な
庶民感覚で展開していて、それらを楽しむ下地のようなもの、
つまり寺子屋における教育とか俳句を町内会で連歌しちゃうとか
そういう意味では世界中どこを見ても進んでいた、と。
で、話は戻るんだけど、
社長のブログによく歌舞伎や落語の話が出てくる。
しかし僕は社会科見学で見に行った記憶があるくらいで
全然知らない。
この本を読んでみて落語を見に行ってみたいと思ったし
日本人としての日本文化に少し興味が出てきたというのも確か。
とても大きな影響まではもちろん受けていないけど。
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