6ステイン
最初は福井晴敏の作品なのに、
主人公が営業のサラリーマンで
何か路線変更でもしたのかと思った。
がそんな邪推はページをめくると直ぐに
状況が一変し、やっぱり福井晴敏の作品か、と思う。
日本のジェイソンボーン達がいくらでもこの作品には出てくる。
これだけ精密にスパイ物を書ける人は
日本で言うと高村薫くらいのものなのではないだろうか。
そのまま映像になり、映画になるのも頷ける。
短編集なのだが後半の話は繋がっており、
また如月行などの別の福井晴敏の本に出てきた
主人公が登場する。
2004このミステリーがすごい2位、吉川英治文学新人賞、
日本冒険小説協会大賞、さらに映画化と。華々しいこの作品。
第二次世界大戦の終戦間近を舞台にしている。
表紙がとても綺麗で、文庫を待たず買ってしまった。
川の深さは Twelve Y.O. と読んだが
福井晴敏の小説はどれも、映画化が可能だと思う。
描写がすさまじいし、おもしろい。
ただしその本の分厚さと、内容の重さで読む前に少し躊躇してしまう。
読み始めると止まらない。
戦争とか、日本の近代の歴史とか色々な重さをも、読み進めていくことで
少しだけわかる気がする。
ここまでの話をどうして創ることが出来るのかが不思議。おすすめ。
続きを読む
| Sun | Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 |