イスタンブールの群狼/ジェイソン・グッドウィン/ハヤカワ文庫(2008.1.25発行)
☆2007年MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞(エドガー賞)最優秀長篇賞(BEST NOVEL)受賞作品
舞台は1836年19世紀のオスマントルコ イスタンブールの街
主人公は19世紀のイスタンブールにさえ稀な異形の存在・宦官のヤシム
オスマントルコ帝国近衛新軍の四人の士官が突然姿を消し、調査の依頼を受けたヤシムは-----
トルコ料理の美味しそうなこと・入ってみたいお風呂などイスタンブールのガイドブック・旅行記のような面白さ。
友人のポーランド大使パレフスキー、コサック舞踏手プリーン等の脇役たちの人間的魅力も捨てがたいものがあります。
2008年1月25日ハヤカワ文庫より発行 原題は「THE JANISSARY TREE」
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イスタンブールの群狼 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ジェイソン・グッドウィン |
筆者紹介:ケンブリッジ大でビザンツ帝国の歴史を学び、イスタンブールに魅せられる。
本書に続く、宦官のヤシムの活躍を描いたシリーズは第3作目を執筆中
第2作『イスタンブールの毒蛇』
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イスタンブールの毒蛇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ジェイソン・グッドウィン |
チャイナ・レイク/メグ・ガーディナー/ハヤカワ文庫(2009.11.15発行)
☆2009年MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞(エドガー賞)最優秀ペーパーバック賞(BEST PAPERBACK RIGINAL)受賞作品
作品の発表は2002年 アメリカに紹介された(巨匠スティーヴン・キングが推奨)のが遅く受賞がこの年
主人公は軍人一家に育った女性弁護士でSF作家のエヴァン・ディレニー
脇役にエヴァンのボーイフレンドで車椅子の弁護士ジェシー・ブラックバーン
法廷ミステリではなく、向こう見ずに突き進む女性が活躍する冒険アクションのサスペンス
読み終わったときに自然と涙が出てきました。
既にシリーズ5作まで発表されており、次作以降の邦訳がとても待たれます。早川書房さんなら、この期待にこたえてくれるものと信じています。
2009年11月15日ハヤカワ文庫より発行
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チャイナ・レイク (ハヤカワ・ミステリ文庫)
メグ・ガーディナー |
筆者紹介:1957年アメリカ・オクラホマ州生まれのサンタバーバラ育ち
スタンフォード大ロースクール卒 弁護士として活躍
現在はイギリス人の夫と3人の子供と友にロンドン近郊に在住
バッド・モンキーズ/マット・ラフ/文藝春秋(2009.10.10発行)
☆このミステリーがすごい!2010年版(2009年)ベスト20宝島社第4位
☆2009年週刊文春ミステリベスト10(海外)第10位
☆闘うベストテン2009(AXNミステリチャンネル)国内外ミステリ第8位
逮捕されたとき、ジェイン・シャーロットは刑事に犯罪と闘う秘密組織”バットモンキーズ”の一員だと伝えた----
一気に読んでしまいました。痛快な(?)作品です。
訳者は「SF、ファンタジー、サスペンス、アクション、ミステリその他もろもろの要素が渾然一体となっており、全てのジャンルをごった煮にして、軽くポップに仕上げた作品」と紹介しています。
マット・ラフの第四長篇小説
本書はマット・バタグリアの会社に映画化権が売れているそうです。映像化されるのが楽しみですね。
2009年10月10日文藝春秋より発行
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バッド・モンキーズ
マット ラフ |
著者紹介:1965年ニューヨーク生まれ シアトル在住
1998年コーネル大学在学中に書きはじめた長篇作品「Fool on the Hill」で作家デビュー
メアリー-ケイト/ドゥエイン・スウィアジンスキー/ハヤカワ・ミステリ文庫(2008.11.15発行)
☆ミステリが読みたい2010年版(早川書房)第9位
☆このミステリーがすごい!2010年版(2009年)ベスト20宝島社第19位
物語は「あなたのドリンクに毒を盛ったわ。」という衝撃の言葉で始まり、これがただの序曲に過ぎないことが明らかになる。
こいつは絶対に面白いぜ。
落ち込んでいたら是非手に取ってみてください。
痛快なミステリです。
2008年11月15日ハヤカワ・ミステリ文庫より発行
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メアリー‐ケイト (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ドゥエイン スウィアジンスキー |
ドゥエイン・スウィアジンスキー邦訳第2作『解雇手当』
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解雇手当(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ドゥエイン・スウィアジンスキー |
こちらも☆ミステリが読みたい2010年版(早川書房)第19位
スリー・パインズ村と運命の女神 ガマシュ警部シリーズ/ルイーズ・ペニー/ランダムハウス講談社(2009.6.10発行)
主人公のアルマン・ガマシュ警部・補佐役のジャン・ギー・ボーヴォワール警部補・村人で芸術家で鋭い洞察力を持つクララ・モローのシリーズ第2作
☆2008年アガサ賞(AGATHA AWARDS)最優秀長篇賞(BEST NOVEL)受賞作品
またまた日本のミステリ・ベストものは、この作者と本作品を無視いたしました。題名からコージー・ミステリもの と判断して読んでさえいないのでしょうか。
アガサ賞を伊達にとっているわけではありません。が、100ページまでは少しがまんが必要です。
スリー・パインズ村の心温まるみんなとアルマン・ガマシュ警部とその部下たちに是非逢ってみてください。
あなたもこの物語の虜になります。
なお、必ず第1作『スリー・パインズ村の不思議な事件』からお読みください。
2009年6月19日ランダムハウス講談社より発行 原題は「A FATAL GRACE」
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シリーズ第1作『スリー・パインズ村の不思議な事件』
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スリー・パインズ村の不思議な事件 (ランダムハウス講談社文庫)
ルイーズ ペニー |
このシリーズで不満があるのが、登場人物欄です。第1作では、書店オーナーのマーナ・ランダースを落としていたし、今回は2人の刑事を落としています。
もう少し欄を広げてよく出てくる登場人物は落とさないでくださいな。
本書『スリー・パインズ村と運命の女神』の会話から抜粋
「彼女はひどく不幸で、まわりに八つ当たりをしていました。人間て、そういうものですよね?ほかの人たちが幸せだと我慢できないのです」
「不幸を経験してきた人は、ほかの人を助ける責任があります。自分が救われたのに、ほかの人を溺れさせておくわけにはいきません」
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