ボトムズ/ジョー・R・ランズデール/ハヤカワ・ミステリ文庫

ジョー・R・ランズデールは、テキサス州グレードウォーター生まれ。テキサス大学卒業後1980年作家デビュー。

2000年に発表された本書『ボトムズ』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞
2005年3月15日早川文庫より発行

舞台は1933年のテキサス州東部。80歳を過ぎた主人公が70年前の夏の出来事を回想していきます。11歳の少年の心に戻って、妹との冒険をお楽しみください。

人種差別問題と家族の絆を考えさせる、お薦めの作品です。


2005年05月31日 | read more

百番目の男/ジャック・カーリイ/文春文庫(2005.4.10発行)

2005年週刊文春ミステリベスト10(海外)第6位

ジャック・カーリイは、ケンタッキー州生まれ。コピーライターとして20年のキャリアを積んだのち2004年本書『百番目の男』で作家デビューを果たす

主人公・刑事カーソン・ライダーのシリーズ第2弾は近々アメリカで出版される予定になっている。

本書の映画化権は既に売れているとのこと。

面白い!!!!どこかのミステリー評価でランクインするかも。

主人公と相棒の信頼関係と活躍に次作が待ち遠しい。

警察内部でことごとくカーソンと対立するのは、「現場の警官のようにふるまう運営畑17年の人間」の出世だけを考えている警部。ここまで行くと、笑って読める。こんなやつが現実社会によくいるから書くのだろうけど、出来れば登場させなくてよいのに。

このミステリーがすごい!2006年度版(2005年)宝島社第6位
闘うベストテン2005(ミステリチャンネル)海外ミステリ次点作品(第11位)

2005年4月10日文春文庫より発行


2005年05月29日 | read more

カリブより愛をこめて/キャサリン・コールター/二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション(2005.2.25)

気軽に読めるラブサスペンスです。

電車の中で読むには、ラブシーンが多くてちょっと困るかも。

カリブ海に浮かぶ特権階級のリゾート、ポルト・ビアンコ。美貌の事件記者ラファエラはある復讐を胸に、閉ざされたこの楽園にやってきた----

キャサリン・コールターの作品には、魅力あふれる登場人物が多く登場するので、続きもあるかもと期待させられます。

キャサリン・コールターは、1978年に作家としての活動を開始 45作品以上をベストセラーに

本書は2005年2月25日二見書房より発行


2005年05月25日 | read more

ダンテ・クラブ/マシュー・パール/新潮社(2004.8.25発行)

2004年週刊文春ミステリベストテン第8位

読み始めたら止められない優れた本格派のミステリーだと思います。

舞台は1865年の南北戦争終了直後のボストン。殺人事件が起こります。事件の謎に気がついたのは-----

限りない友情と愛が根底に流れる歴史ミステリーです。自信を持ってお薦めします。本が厚くて重いのだけが欠点です。

出版社からのコメントとして「“緻密なプロット、古典というテーマ、博学なキャラクター―夢中にならずにいら れるものか”。『ダ・ヴィンチ・コード』の著者ダン・ブラウンから贈られたこの葉が本書の魅力を的確に表わしています。」とあります。

マシュー・パールは、1997年にハーヴァード大学英米文 学科を最優等で卒業 イェールの法科大学院を卒業。ダンテ研究の実績を評価され、98年アメリカ・ダンテ協会賞を授与された。

本書がデビュー作 

このミステリーがすごい!2005年度(宝島社)第17位
日本でも評価の高い作品です。

2004年8月25日新潮社より発行


2005年05月22日 | read more

死を招く料理店(トラットリア) /ベルンハルト・ヤウマン/ 扶桑社ミステリー

ベルンハルト・ヤウマンは、1957年、ドイツ・アウグスブルク生まれ。98年に作家デビュー。海外滞在経験をもとに、人間の五感をテーマに世界の都市を舞台にした連作ミステリーを発表。

その最終作に当たる『死を招く料理店(トラットリア)』が本書
ドイツ推理作家クラブが選ぶグラウザー賞受賞作
2005年2月28日扶桑社ミステリーより発行

何で賞を受賞できたのか私にはわかりません。イタリアの町と料理の本としてはとてもすばらしい内容ですが、こんな場あたり的な謎解きではミステリーとしてはまったく面白くありません。気軽に読めるミステリーつきイタリア料理本として読む本です。

ミステリーとしての内容がないために、現実と小説が交差しながら進んでいく構成をとっており、こんな技巧的な作品は作家の自己満足のためのものとしか思えません。

あるレビュアーの方「あっ!とミステリー好きの私も思わず脱帽。この面白さを是非、皆様にも体験していただきたい!!」と書いていますが、小説のところだけ読んだらこのコメントは出せないと私見ですが思います。


2005年05月20日 | read more
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