捜査官ガラーノ/パトリシア・コーンウェル/講談社文庫(2007.8.10発行)
パトリシア・コーンウェルの「検屍官ケイ・スカーペッタ」のシリ-ズではなく全く新しい作品
最初に本の薄さが気になりましたが、直感が当たり、本の外見だけでなく内容ももう少し膨らませて欲しかった。あっという間に終わってしまったという印象だけが残った。
マサチューセッツ州警察捜査官ガラーノ 彼を助ける女性捜査官サイクス タロット占いのガラーノの祖母 と印象に残る登場人物たちがいるので、次回があるとすればそれに期待したい。
あるレビューには「女史の作品を全て読んでいる「ファン」の一人としてはこれは全く評価に値しない。」
と書かれているなど、厳しい評価ばかりです。
パトリシア・コーンウェルさん、あなたの復活はあるのでしょうか。みんなが待っていますが、続けて期待を裏切りすぎています。がんばってください。
2007年8月10日講談社文庫より発行
ミラー・アイズ/アリソン・ゲイリン/講談社文庫
物語の舞台はニューヨークシティのブロードウェイ
主人公は午前中は保育園の先生、午後はオフブロードウェイのシアターの切符売りのサマンサ・リーファー
192ページまでとそれ以降では、主人公が午前と午後で職業を変えるように全く違う作品のようです。192ページ以降はすばらしい展開に一気に読んでいけます。
前半は要約すれば10ページほどでいいのではないでしょうか。後半急展開していくミステリと最後まで関係のない切符売り場の同僚たちはどうしてこんない長く出てくる必要があるのでしょうか。
犯人がなぜこのような犯罪を犯したのかについて、もっと納得のいく記述に時間をかけてくれたら、ずっとずっとすばらしいミステリになったと思います。
本作品はアリソン・ゲイリンのデビュー作で、エドガー・アラン・ポー賞の新人賞にノミネートされたそうです。
2007年10月16日講談社文庫より発行
わが手に雨を/グレッグ ルッカ /文藝春秋(2004.9.30発行)
ロックバンドのメンバーをはずされて故郷に帰ってきたギタリスト ミラ・ブラック が主人公
故郷に帰るなりトラブルに巻き込まれる。
家族のために警察を頼らず一人で事件に立ち向かっていくヒロインの姿にあなたはどう共感しますか
プロのボディーガード アティ カス・コディアックを主人公にしたシリーズは番外編も含め5長篇
本書は第7長篇で、初の単発作品である
2004年9月30日文藝春秋より発行
嘘でもいいから/ジェニファー・クルージー/集英社文庫(2007.9.25発行)
書き出しが「八月のある木曜日の午後、マディ・ファイデー(主人公)は夫のキャデラックのフロントシートの下から黒いレースのパンティを発見した。」ではじまるロマンス・ミステリー
主人公たちに会いたくて本をいつも手元の置いておきたくなる
読み終わってしまったのがとても残念です
本の裏にある紹介文(?)は決して読んではいけません。面白さが半減してしまいます。
集英社文庫さん、ここはもう少し工夫が必要ですよ。本当に読んで書いているのですか。
1998年のRWA(全米ロマンス作家協会)ベストテン 原題は「Tell Me Lies」
作者は、大学で研究対象として読んだロマンス小説の世界にはまり、実作を始めたそうです。
2007年9月25日集英社文庫より発行
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ザ・プレイ/アリスン・ブレナン/集英社文庫(2007.9.20発行)
訳者あとがきの中で「読ませる新人、アリスン・ブレナン」と紹介しています。すごい作家がでてきたものです。
主人公はもとFBI捜査官でミステリ作家 自分が書いた小説に登場する殺人を細部まで見事に模した事件が連続して起きた いったい誰が何のために---
設定のすざましさ ミステリとたっぷりのロマンス 瞬く間にベストセラーになったのは納得ができます。
ただミステリとしては疑問が多い作品です
FBIアカデミーの同期でルームメイトだった3人をそれぞれを綴った3部作の第1部です。
本書は2007年9月20日集英社文庫より発行
第2作『ザ・ハント』もこの10月に発行されました。
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