病める狐(上)(下)/ミネット・ウォルターズ/創元推理文庫(2007.7.27)
ミステリが読みたい2008年版ベスト・ミステリ2007(早川書房)第5位
舞台は、イングランド南西部の寒村
旧家の財産相続問題と流れ者(トラヴェラー)の一団による土地の不法占拠問題に周りの人々の思惑が交錯して---
ひさしぶりに読むミステリの女王ミネット・ウォルターズの作品 衝撃を受ける度合いは下がった気がしますが、先を読むのを止めることのできない作品です。
この人の作品にはいつも心動かされます。読み終わったあとにほっとするのは、作者の人を見る目の温かさを感じるからでしょうか。
ちなみに このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベスト20宝島社<海外>でも第13位にランクイン
2007年7月27日創元推理文庫より発行
昏(くら)い部屋/ミネット・ウォルターズ/創元推理文庫(2005.4.28発行 単行本は1999.9)
1999年週刊文春ミステリベスト(海外)第17位
ミネット・ウォルターズの第4作 1995年の作品
映画化されています。「第一発見者」(監督:グラハム・シークストン 出演:デルバ・キールワン 1999年・英)
解説の中で「本書は--------根性のある人には二度読むことをおすすめします。作者はピ−スのまきちらしかたをすべて計算しています。」とあります。
これが本書の全てを表しています。凝りすぎていて、面白いと感じるかどうかは意見が分かれる作品です。
私見では、最後の説明に納得のいかない点が多く、積極的にはお勧めしません。後半までは、十分に楽しめたのですが。
2005年4月28日創元推理文庫より発行
蛇の形/ミネット・ウォルターズ/創元推理文庫
2004年週刊文春ミステリベストテン第7位
本書は2000年の作品。日本では6作目の紹介作品となるが、作者にとっては第7作目の作品
この人の作品は、本当におもしろい。読み始めたら止まりません。自信を持ってお薦めできる作品です。内容は読んでからのお楽しみです。
ミネット・ウォルターズ Minette Waltersは1949年イギリス生まれ 1992年『氷の家』でCWA(英国推理作家協会)最優秀新人賞を受賞。
1993年『女彫刻家』でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞を受賞。
1994年『鉄の枷』でCWAゴールドダガー賞を受賞。
このミステリーがすごい!2005年度(宝島社)でも第8位
日本のミステリー界での評価が高いのも納得できます。
2004年7月30日創元推理文庫より発行