2005年週刊文春ミステリベスト10(海外)
2005年週刊文春ミステリベスト10(海外) ※なお、各書の書評は読んだ順に続きます。
第1位 暗く聖なる夜 /マイクル・コナリー/ 講談社文庫
第2位 クライム・マシン/ ジャック・リッチー/ 晶文社
第3位 輝く断片/シオドア・スタージョン/ 河出書房新社
第4位 サルバドールの復活/ ジェレミ−・ドロンフィ−ルド/ 創元推理文庫
第5位 獣たちの庭園 /ジェフリー・ディーヴァー/ 文春文庫
第6位 百番目の男/ ジャック・カーリイ/文春文庫
第7位 デセプション・ポイント/ ダン・ブラウン /角川書店
第8位 ジーヴズの事件簿/ P.G.ウッドハウス/ 文藝春秋
第9位 最後の一壜 /スタンリィ・エリン/ ハヤカワ・ポケット・ミステリ
第10位 蜘蛛の巣のなかへ/ トマス・H・クック/ 文春文庫
次点 カリフォルニア・ガール/ T・ジェファーソン・パーカー/ 早川書房
ジーヴズの事件簿/P.G.ウッドハウス/文藝春秋(2005.5.30発行)
2005年週刊文春ミステリベスト10(海外)第8位
思わずほほえんだり、大声でげらげら笑ってしまう面白さ これってでもミステリなのかな 楽しいものを読みたい方にお薦めします。
P.G.ウッドハウス(1881−1975) 全世界で百年以上も読まれ続けるイギリスの巨匠
60年以上にわたってジーヴズ(従僕)とウースター(若主人)を主人公とした作品を書き続けた。
本書はより抜きの12編に加え特別収録作品1編を収録
収録作品
「ジーヴズの初仕事」「ジーヴズの春」
「ロヴィルの怪事件」「ジーヴズとグロソップ一家」
「ジーヴズと駆け出し俳優」「同志ビンゴ」
「トゥイング騒動記」「クロードとユースタスの出帆遅延」
「ビンゴと今度の娘」「バーティ君の変心」
「ジーヴズと白鳥の湖」「ジーヴズと降誕祭気分」
「ガッシー救出作戦」
このミステリーがすごい!2006年度版(2005年)ベスト10宝島社<海外>でも第9位
2005年5月30日文藝春秋より発行
クライム・マシン/ジャック リッチー/晶文社ミステリ(2005.9.30発行)
2005年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位
解説の中に「リッチーは可能なかぎりシンプルに書くことにこだわった作家だった。無駄な言葉や描写を徹底的にそぎ落とすこと」と彼の作風が紹介されています。
ジャック・リッチー(1922-1983) はアメリカの作家 で、短篇ミステリーのスペシャリスト
全て殺人が絡む傑作17篇を収録したオリジナル傑作集
気軽に読める作品と真剣に読まないとわかりにくい作品とがあります。
短編集が苦手な方も、一度手にお取りください。
表題となった『クライム・マシン』エドガー賞を受賞した『エミリーがいない』の2作を推薦します。
収録作品
「クライム・マシン」「ルーレット必勝法」
「歳はいくつだ」「日当22セント」
「殺人哲学者」「旅は道づれ」
「エミリーがいない」「切り裂きジャックの末裔」
「罪のない町」「記憶テスト」
「こんな日もあるさ」「縛り首の木」
「カーデュラ探偵社」「カーデュラ救助に行く」
「カーデュラの逆襲」「カーデュラと鍵のかかった部屋」
「デヴローの怪物」
2005年9月30日晶文社より発行
カリフォルニア・ガール/T・ジェファーソン・パーカー/ハヤカワ・ノヴェルズ
2005年週刊文春ミステリベスト10(海外)第11位
『サイレント・ジョー』に続き二度目のアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞
ミステリーであるとともに家族の成長の小説でもあります。
このミステリーがすごい!2006年度版(2005年)宝島社でも第7位
2005年10月15日早川書房より発行
どめ
輝く断片/シオドア・スタージョン/奇想コレクションシリーズ 河出書房新社
闘うベストテン2005(ミステリチャンネル)海外ミステリ第2位
シオドア・スタージョンのSF色の弱い作品を中心に組まれた短編集
シオドア・スタージョンは1918年ニューヨーク生まれ SF・幻想作家
アメリカ文学史上最高の短編作家とも言われている。
短編集は敬遠される方も一度手にしてみてください。高い評価がうなずけると思います。
2005年週刊文春ミステリベストテンでも第3位
このミステリーがすごい!2006年度版(2005年)ベスト10宝島社<海外>では第4位
収録作品
「取り替え子」「ミドリザルとの情事」
「旅する巌」「君微笑めば」
「ニュースの時間です」「マエストロを殺せ」
「ルウェリンの犯罪」「輝く断片」
2005年6月11日河出書房新社より発行