フラッシュ FLUSH /カール・ハイアセン/理論社(2006.4発行)
ユーモア・ミステリのベストセラー作家が贈る若い読者をターゲットにした『HOOT』に続く2作目
物語は主人公のノアが父と警察の留置所で面会するところからはじまる。
フロリダの自然を愛する作家たちが共通に抱いている、自然破壊に対する危機感
それが痛切に伝わってきます。
自然と破壊しようとするものたちに対する激しい怒り
それが作品の根底を流れています。
この素敵な一家にまた会いたいと思います。
2006年4月理論社より発行
第1作 『HOOT ホー』
腕利き泥棒のためのアムステルダム・ガイド/クリス・イーワン/講談社文庫(2008.8.12発行)
イギリス・ミステリ界の期待の新人 デビュー作
2008年ロング・バーン・ブックス賞(どんな賞か調査しましたが、分かりません)の最優秀新人賞受賞
主人公は泥棒を主人公としたミステリを書く小説家・実はプロの泥棒のイギリス人チャーリー・ハワード
アメリカ人からの依頼は、"見ざる言わざる聞かざる"の猿の人形を一晩のうちに二人から盗んで欲しいというものだった----
痛快なミステリです。爽快な気分に浸りたい方、是非ご一読ください。
原題は「The Good Thief's Guid to Amsterdam」
既に第2作「The Good Thief's Guid to Paris」もできあがっているそうです。
2008年8月12日講談社文庫より発行
チックタック(上)(下)/ディーン・クーンツ/扶桑社ミステリー(2008.3.30発行)
ここまで奇想天外で、はちゃめちゃだと心から楽しめてしまいます。
今落ち込んでいたら本書をぜひお勧めいたします。心から笑ってください。
ベトナムからの避難民で作家になったトミー・ファン 憧れのコルヴェットを購入し、鍵を受け取ったときからなぜか胸騒ぎが-----
本書原作は1996年に発表されています。
2008年3月30日扶桑社ミステリーより発行
カスに向かって撃て! /ジャネット・イヴァノヴィッチ/集英社文庫(2008.2.20発行)
逃亡者逮捕請負人(バウンティ・ハンター)ステファニー・プラム シリーズ第10作目 何作か読んだ記憶があります。
更に更にヒートアップした本作 楽しめます。笑ってばかりいて、今回は何の事件だったか余り覚えていないほどの面白さ。本作が気に入ったら是非第1作から読んで彼女の世界にどっぷりとはまってください。
1994年に発表したミステリ第1作である長編「私が愛したリボルバー」で1995年イギリス推理作家協会(CWA)の新人賞(ジョン・クリーシー賞)を受賞
1997年「モーおじさんの失踪」でイギリス推理作家協会(CWA)賞のシルヴァー・ダガー賞を受賞
主人公のステファニー・プラムは元下着専門店の従業員 現在は逃亡者逮捕請負人(バウンティ・ハンターと呼ばれる賞金稼ぎ)
<協力者>
トレントン市警のジョーゼフ・モレリ(ジョー)
バウンティ・ハンター仲間のレンジャー・マニョーソ
祖母のメイザおばあちゃん
元売春婦で助手のルーラ
<シリーズ>
「私が愛したリボルバー」1994扶桑社ミステリー
「あたしにしかできない職業」 1996扶桑社ミステリーCWA賞ラスト・ラフ(ユーモア・ミステリ)賞('96)
「モーおじさんの失踪」 1997扶桑社ミステリー CWA賞シルヴァー・ダガー賞('97)
「サリーは謎解き名人」1998扶桑社ミステリー
「けちんぼフレッドを探せ!」1999扶桑社ミステリー
「わしの息子はろくでなし」2000扶桑社ミステリー
「快傑ムーンはご機嫌ななめ」2001扶桑社ミステリー
「やっつけ仕事で八方ふさがり」2002扶桑社ミステリー
「九死に一生ハンター稼業」2003扶桑社ミステリー
2008年2月20日集英社文庫より発行
エムズワース卿の受難録/P.G.ウッドハウス/文藝春秋(2005.12.15発行)
P.G.ウッドハウス選集〈2〉 〈1〉は「ジーヴズの事件簿」
ますますミステリから離れた感があるのですが、とにかく愉快!! 田舎暮らしが好きで領地でのんびり暮らしたい「綿菓子のような頭脳」を持つ老伯爵エムズワース卿が主人公のシリーズの全短編集
不肖の息子 鉄血の妹 頑固な庭師 騒動に揺れる伯爵の領地に平和はいつ来るのでしょうか。
収録作品
「南瓜が人質」「伯爵と父親の責務」
「豚、よォほほほほーいー!」「ガートルードのお相手」
「あくなき挑戦者」「伯爵とガールフレンド」
「ブランディングズ城を襲う無法の嵐」「セールスマンの誕生」
「伯爵救出作戦」「フレディの航海日記」
エムズワース卿の登場しない特別収録作品「天翔けるフレッド叔父さん」
2005年12月15日文藝春秋より発行