魔術師の夜(上)(下)/キャロル・オコンネル/創元推理文庫(2005.12.28発行)
ニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー シリーズ第5作
とても悲しいラブストーリーです。
魔術師を相手にしている物語のため、ジェフリー・ディーヴァーの『魔術師 (イリュージョニスト)』(四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第5作)と比較されている方がいました。
それぞれの捜査官の闘い方は異なっているし、どちらが面白いかという比較をするのは全く意味がないと思います。それぞれの面白さを充分に堪能してください。
2005年12月28日創元推理文庫より発行
ジェフリー・ディーヴァーの『魔術師 (イリュージョニスト)』(四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第5作)
ガラスのなかの少女/ジェフリー・フォード/ハヤカワ文庫(2007.2.28発行)
2006年度アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞
舞台は1932年アメリカ東海岸 世界大恐慌のあとの混乱の時代 金持ち相手の降霊会を催して金を搾り取る詐欺師たちは、降霊会のなかで浮かび上がった少女の姿に、その謎を追うことに----------
主人公は霊媒師トマス・シェルに命を助けられた不法移民の少年ディエゴ
この少年の成長とそれを見守る大人たちの愛の物語
お薦めの一冊です。これを薦めてくれたミステリサイト(どこだか忘れてしまいました。ごめんなさい)、ありがとうございました。
2005年発表の『シャルビューク夫人の肖像』では、このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社第15位
2007年2月28日ハヤカワ文庫より発行
シャルビューク夫人の肖像 2006年7月19日ランダムハウス講談社より発行
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虚空から現れた死/クレイトン・ロースン/ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ 原書房(2007.7.31発行)
2008本格ミステリ・ベスト10海外(原書房)(2007)第7位
部屋を訪れた若い女性は、ほんのわずかの隙に殺された。地上五階、閉められていた窓は大きく開き、そこからコウモリが空へと羽ばたいていった。若い女性は、「コウモリの鳥小屋…」と言い残した。彼女の喉には、小さな赤い傷が残された-----
こんな書き出しではまるで吸血鬼ドラキュラの話のようですが、そうではありません。
魔術師が出てくるミステリではいつもしてやられてしまいますが、この作家はその原点とも言うべき人なのですね。
元奇術師の探偵グレート・マーリニを主人公とした長編シリーズで有名な作家だそうです。
本書は、もうひとりのマジシャン探偵ドン・ディアボロが主人公の中篇集
作家クレイトン・ロースン(1906年-1971年)は、アメリカ合衆国のオハイオ州エリリア生まれ。アマチュア奇術師でもある。別名スチュアート・タウン
ジョン・ディクスン・カーと親交は厚く、奇術趣味同士とあって推理作家の分野でも大きな影響を与え合ったそうです。
2007年7月31日原書房より発行
奇術師の密室/リチャード・マシスン/扶桑社ミステリー(2006.7.29発行)
2006年週刊文春ミステリベスト10(海外)第7位
往年の名奇術師が植物人間となり、2代目の息子を廻る事件の一部始終を目撃して、それを語る形のミステリー
何しろ奇術師だけに、至る所に仕掛けがあり、何回もだまされてしまう。またまた、やられてしまったかと爽快な気分にさせられるミステリーです。
評価どおりの秀作です。
このミステリーがすごい!2007年版(2006年)ベスト20宝島社でも第7位
闘うベストテン2006(ミステリチャンネル)海外ミステリでも第9位
2006年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第4位
2006年7月29日扶桑社ミステリーより発行
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魔術師 (イリュージョニスト)/ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋(2004.10.13発行)
読み終わった後でもまだなにかが起きるのではないかと思って、もう一度本を手にしたとたん手にした本が消えたりして。まさかね?でもそんなことさえ考えてしまうミステリーです。
四肢麻痺の科学捜査官「リンカーン・ライム」シリーズ第5作
このミステリーがすごい!2005年度版(2004年)宝島社第2位
事前の情報は全く入れないで読んでください。
昨年中に日本で出版された海外ミステリーのなかで総合評価トップといって良い高い評価を受けていることだけ伝えます。
闘うベストテン2004(ミステリーチャンネル)でも第2位
2004年週間文春ミステリーベストテンでは第3位
『ダヴィンチコード』とどちらか片方だけしか読めないとしたら、私はこちらを薦めます。
2004年10月13日文藝春秋より発行