最後の審判/リチャード・ノース・パタースン/新潮文庫(2005.6.1発行)
「罪の段階」「子供の眼」に続く法廷サスペンス3部作完結編
今回は大統領から合衆国控訴裁判所判事に指名を受けるまでの地位についた女性弁護士キャロライン・マスターズが主人公
彼女の生き方・生い立ち(23年前なぜ故郷を捨て家族と絶縁してしまったのか)が明らかにされます。彼女自身の物語と法廷ミステリとが展開していきます。
姪のブレット・アレンは、恋人のジェームズ・ケースをナイフで喉を掻き切って殺したという嫌疑を受けていた----
法廷ミステリを楽しめる部分が短いのがちょっと不満で評価がひとつ下がりました。
2005年6月1日新潮文庫より発行
子供の眼(上)(下)/リチャード・ノース・パタースン/新潮文庫(2004.2.1発行)
2000年週刊文春ミステリベスト10(海外)第9位
法廷ミステリの傑作『罪の段階』の続編 「罪の段階」を先に読まないと、とてもわかりにくいと思います。2作で一つの作品と言っていいほどです。
本書については、法廷ミステリの真随意を楽しめるのは下巻に入ってからですが、面白かった!!
主人公は、弁護士クリストファー・バジェットとその部下の女性弁護士テリーザ・ペラルタそして前作のとき裁判官だったキャロライン・マスターズ弁護士
リチャード・ノース・パタースンの第6作 [ 原題 Eyes of a Child (1994) ]
2004年2月1日新潮文庫より発行
罪の段階(上)(下)/リチャード・ノース・パタースン/新潮文庫(1998.11.1発行)
1995年週刊文春ミステリベスト10(海外)第9位
法廷ミステリの傑作 全ての法廷ミステリファンに絶対の自信を持ってお勧めいたします。
解説の中でも「傑作中の傑作である。ミステリーファンの読者は、いや小説好きのすべての読者は、この機会に是非手に取っていただきたい」と絶賛しています。
リチャード・ノース・パタースンの第5作 [ 原題Degree of Guilt (1992) ]
第1作の「ラスコの死角」から25年後との設定
主人公は、弁護士クリストファー・バジェット。バジェットは29歳の時に大統領の選挙資金操作にまつわる不正をメアリ・キャレリとともに暴いた。
キャレリは、その後テレビのニュースキャスターに転身
バジェットは、キャレリとの間の子であるカーロと暮らしている
そのキャレリがインタビューのため会ったホテルの一室で、著名な作家にレイプされそうになり、銃で相手を死亡させた---------
1998年11月1日新潮文庫より発行(ハードカバーは1995年10月30日発行)
サイレント・ゲーム/リチャード・ノース・パタースン/新潮文庫(2005.11.1発行)
このミステリーがすごい!2004年度版(2003年)ベスト20宝島社第4位
法廷ミステリの傑作です。読むのは2度目なのに、また夢中になってしまいました。
主人公は辣腕の刑事弁護士トニー・ロード
高校時代にライバル高との試合の後、真剣に付き合っているガールフレンドのアリスン・テイラーと結ばれた。親に交際を反対されていて、門限を気にする彼女は一度家に戻り、また抜け出して15分後に会う約束をしたが---
2003年週刊文春ミステリベスト10(海外)でも第9位
文庫版は2005年11月1日新潮社より発行
ダーク・レディ〈上〉〈下〉/リチャード・ノース・パタースン/新潮文庫(2004.9.1発行)
このミステリーがすごい!2005年度版(2004年)第7位
6年と9カ月栽判で負けていない検察局殺人課課長を務め”ダーク・レディ”の異名を持つ女性検事補ステラ・マーズが主人公
検事補が主人公ながら、法廷ミステリというよりも選挙が絡んだポリティカル(政治)ミステリといってよいかも。
とにかく面白い。先をどんどん読みたい気持ちと読んでしまったらこの物語から離れなければならなくなるのはいやだという気持ちがしのぎあって大変です。
いつまでも読んでいたいミステリです。続編とか考えていないのでしょうか。
作家はカルフォルニア州バークレー生まれ CWRUで法律を学び、法律事務所などに勤務 アラバマ大学を経てミステリライターに
2004年週刊文春ミステリベスト10(海外)次点(第11位)
2004年9月1日新潮文庫より発行