敵意ある証人/ウィリアム・ラシュナー/扶桑社ミステリ(1999.4.30発行)
若き弁護士ヴィクター・カールは、大手法律事務所に就職を希望するも、ことごとく不採用となり、やむなく仲間たちと弁護士事務所を開業する。
そんなある日、彼にとって千載一遇とも言うべき仕事が舞い込んだのだが-----
出世欲ばかりあって、失敗ばかりのカールをパートナーの女性弁護士エリザベス・デリンジャーや私立探偵モーリス・カプスティーンたち脇役たちが支えていきます。
なぜか憎めないカールをずっと読んでいたくなります。
弁護士ヴィクター・カールシリーズ第1作 既に第7作まで発表されていますが、日本では2作目から4作目までが飛ばされて第5作「独善」が発表されたばかりです。
第2作から第4作までも日本で出版してくださいませ。
出来れば本書を読んでから「独善」をお楽しみください。
面白い発言が本書にあります。汗っかきの私立探偵モーリスの発言「タオル地のハンカチをハンカチを作ればいいのに。----一もうけできるぞ。」今やタオル地のハンカチが主流になりましたね。
1999年4月30日扶桑社ミステリより発行
独善(上)(下)/ウィリアム・ラシュナー/講談社文庫(2008.2.15発行)
法廷ミステリファンにこの最新作を絶対の自信を持ってお勧めいたします。
弁護士ヴィクター・カールシリーズ第5作 既に第7作まで発表されています。
人を助けようとする気持ち・人に対する優しさを持っている弁護士ヴィクター・カールを心から応援しながら一気に読んでしまいました。
妻を殺害したとして終身刑の宣告を受けたフランス人シェフのフランソワ・デュベから再審請求の依頼が。この事件は少し調べただけで奇妙な点がいくつも浮かび上がった------
現役の弁護士であったラシュナーは、1995年第1作の『敵意ある証人』でデビュー
この第1作は翻訳されています。第2作から第4作までの作品も是非出版してくださいませ。
2008年2月15日講談社文庫より発行