白い首の誘惑/テス・ジェリッツェン/文春文庫(2007.3.10発行)
"外科医"は最も監視の厳重な第六レベルの刑務所の中にいる。そんなおり、"外科医"の再来かと思われる殺人事件が発生し------
本書は2003年に出版された『外科医』の続編 お勧めのミステリ・シリーズです。
今回の主人公はボストン市警察殺人課の女性刑事ジェイン・リゾーリ 検視官のモーラ・アイルズとのコンビはシリーズ化され、『外科医』以降毎年1年に1作のペースで発表されているそうです。
女性刑事ジェイン・リゾーリが男性に負けまいとする、その心の葛藤部分が多すぎるため各種のミステリ賞を取れないのかな。
今回リゾーリの泣かせるセルフ「あのときぐらいは、あんたに甘えればよかったと思って。だってほんとは、すごくそうしたかったから。自分では強いふりをしているけど、ほんとはそんなに強い人間じゃないから」
既に第3作の『聖なる罪びと』(原題 The Sinner 2003 ☆(宗教・道徳上の)罪人の意)も発行されています。
2007年3月10日文春文庫より発行
女性刑事ジェイン・リゾーリ 検視官のモーラ・アイルズとのコンビのシリーズ第1作
女性刑事ジェイン・リゾーリ 検視官のモーラ・アイルズとのコンビのシリーズ第3作
外科医/テス・ジェリッツェン/文春文庫(2003.8.10発行)
本書のヒロインはなんといっても外科医のキャサリン・コーデル
その脇役にボストン市警察殺人課刑事トマス・ムーアと同女性刑事のジェイン・リゾーリ
女性の子宮を抉り取り喉を掻き切る猟奇連続殺人事件が発生。数年前に同様の事件が起きていたが、そのときの犯人は被害者によって射殺されていたのだが----
女医さんでなければ描けない描写 女性に対するとても残忍な事件なのですが、作者の根底に流れる人間に対する暖かい信頼が感じられてとても好きな作品です。
犯人のような怪物もまた人間の世界から出てきているのですが。
既に第2作「白い首の誘惑」第3作「聖なる罪びと」が発行されています。
2003年8月10日文春文庫より発行
第2作「白い首の誘惑」
第3作「聖なる罪びと」
聖なる罪びと/テス・ジェリッツェン/文春文庫(2007.9.10発行)
「外科医」「白い首の誘惑」に続く第3作
3作とも主人公は異なり、本書では女性検死官モーラ・アイルズが主人公
第2作の主人公のボストン市警察殺人課の女性刑事ジェイン・リゾーリとともに、若い修道女が殺害された事件の謎に挑みます。
二人とも、異性関係に問題を抱えており、どうなっていくのか気をもみながら一気に読んでしまいました。
2007年9月10日文春文庫より発行