エムズワース卿の受難録/P.G.ウッドハウス/文藝春秋(2005.12.15発行)

P.G.ウッドハウス選集〈2〉 〈1〉は「ジーヴズの事件簿

ますますミステリから離れた感があるのですが、とにかく愉快!! 田舎暮らしが好きで領地でのんびり暮らしたい「綿菓子のような頭脳」を持つ老伯爵エムズワース卿が主人公のシリーズの全短編集

不肖の息子 鉄血の妹 頑固な庭師 騒動に揺れる伯爵の領地に平和はいつ来るのでしょうか。

収録作品
「南瓜が人質」「伯爵と父親の責務」
「豚、よォほほほほーいー!」「ガートルードのお相手」
「あくなき挑戦者」「伯爵とガールフレンド」
「ブランディングズ城を襲う無法の嵐」「セールスマンの誕生」
「伯爵救出作戦」「フレディの航海日記」

エムズワース卿の登場しない特別収録作品「天翔けるフレッド叔父さん」

2005年12月15日文藝春秋より発行

エムズワース卿の受難録 (P・G・ウッドハウス選集 2)
¥ 2,600 / 文藝春秋 (2005-12)
在庫あり。

エムズワース卿=イギリスの片田舎で南瓜、豚、花に囲まれた静かな暮らしをこよなく愛する、「脳みそが綿みたいな」おじいちゃん。苦手&嫌いなもの:次男、妹をはじめとする一族の女傑たち、都会、切れ者の若い元執事(その他多数) 「南瓜が人質」(題名そのまんまのストーリーです)から始まり、気がつくとこの愛らしいおじいちゃんが大好きになり、彼の家族を自分の家族の物語のように読んでいることでしょう。古今東西の名文と落語のような話芸すら取り込んだような優れた訳文が、原作を超えるほど、日本人にとってたまらないユーモアをかもし出しています。 中でも「伯爵とガールフレンド」で、もうエムズワース伯爵のとりこです。そして伯爵が毛嫌いする次男フレッドが活躍する後半では、以外とフレッドってお父さん似だな、という点を発見しながら読むと、ますます楽しめるでしょう。
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2008年03月26日 07:02 | edit 

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エムズワース卿の受難録/P.G.ウッドハウス/文藝春秋(2005.12.15発行)


■カテゴリー:
ユーモア・ミステリ
短編集もの
評価: ☆☆☆☆

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