失われた顔/アイリス ジョハンセン/ザ・ミステリ・コレクション二見書房(1999.9.22)
娘を失った過去と戦いながら仕事に打ち込む復顔彫刻家(頭蓋骨から人間の顔を復元する仕事です)のイヴ・ダンカン 気骨のある責任感の強い女性が主人公のシリーズ第1作
とにかく面白い。先を読まずにはいられない。この作家の作品は、構成も心理描写もすばらしいとしかいえない。出せばすべてベストセラーというのも納得できます。
本人が事件に巻きこまれていく過程や理由はパトリシア・コーンウエルの検屍官ケイ・スカーペッタ シリーズよりずっと自然で、納得がいくし、作品の根底に流れる人間への思いやりや主人公たちの愛の深さもこちらの方がずっと深いように思います。ぜひ両方を読み比べてもらいたいとおもいます。
あなたも必ずケイ・スカーペッタを応援するように、イヴ・ダンカンを応援したくなります。
第2作は『顔のない狩人』 第3作は『嘘はよみがえる』 続けて読む方がずっとわかりやすく、読む価値のあるシリーズになっています。
1999年9月22日ザ・ミステリ・コレクション二見書房より発行
Amazonで検索:
失われた顔/アイリス ジョハンセン/ザ・ミステリ・コレクション二見書房(1999.9.22)
■カテゴリー:
・*女性検死官(法人類学者・科学者等)もの・アイリス ジョハンセン
・評価: ☆☆☆☆☆
■関連する本
殺し屋/ローレンス・ブロック/二見文庫-ザ・ミステリ・コレクション(1998.10.25)
- 人情味あふれる(?)殺し屋ジョン・ポール・ケラーが主人公の連作短編集10編 「ケラーの選択」は1994年MWA(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀短編賞受賞 「ケラーの責任」は1998年MWA(アメリカ
白い首の誘惑/テス・ジェリッツェン/文春文庫(2007.3.10)
- "外科医"は最も監視の厳重な第六レベルの刑務所の中にいる。そんなおり、"外科医"の再来かと思われる殺人事件が発生し------ 本書は2003年に出版された『外科医』の続編 お勧めのミステリ・シリー
悲しみは早馬に乗って/ドロシー・ギルマン/集英社文庫(2008.4.25)
- ドロシー・ギルマンが駆け出しの作家だった1950年代から1960年代にかけて発表した読み切りの短編を日本でまとめたもの 読み終わったあとに心が温かくなるような(ほっと安心するようなものもあります)短編
クリスマスに少女は還る/キャロル・オコンネル/創元推理文庫(1999.9.24)
- このミステリーがすごい!2000年度版(1999年)ベスト10宝島社第6位 絶対にお薦めのミステリ この作品は忘れられることのできないミステリです 3度目を読もうかどうか迷っています。 「少女たちの救
ガラスのなかの少女/ジェフリー・フォード/ハヤカワ文庫(2007.2.28)
- 2006年度アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞 舞台は1932年アメリカ東海岸 世界大恐慌のあとの混乱の時代 金持ち相手の降霊会を催して金を搾り取る詐欺師たちは、降霊会のなかで浮かび上
Syndicate this site (XML) / designed by Yukito Inoue