ジャンル - 女性刑事(捜査官)もの [69]

冷血の彼方
マイケル・ジェ...
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スロヴァキアの女性警部ヤナ・マティノヴァのシリーズ第1作

物語は自動車の炎上事故で7名の死者が出たところから始まる。

ヨーロッパに広がる人身売買ネットワークを題材にしたミステリ

この事件と並行してヤナの過去が交互に語られる形式になっています。

共産主義政権下で警官となったヤナは、当時スロヴァキアで最もハンサムで前途有望な役者ダノとめぐり逢い結婚した。

共産主義下で普通の人が普通に生きるのにどれだけ苦労したか。

愛するものどうしが体制に引き裂かれる悲しさが全編を覆います。

ヤナをずっと支え続ける警視監のシュテファン・トロカンなど脇役も見逃せません。

既に第4作目を執筆中とのこと。

第2作の翻訳が本当に待ち遠しい!!!

2011年2月25日創元推理文庫より発行 原題は「SIREN OF THE WATERS」

死を騙る男
インガー・アッ...
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主人公のヒロイン ヘイゼル・ミケイリフ警部補は、61歳。

腰の痛みに耐えて、事件らしい事件とはほとんど無縁の小さな町の署長職を代行している。

その小さな町で末期癌の老女が死体で発見された。喉が切り裂かれており-----

彼女の下に有能で型にはまらない部下たちが集まり、事件の手がかりを追って犯人に迫ります。

既にシリーズ第2作も発表されています。

犯人もなんだか余り憎むことが出来ず、その能力を医学に使ったらと思うのは私だけでしょうか。

「女性警察署長と-----犯人との息詰まる闘いを圧倒的な筆致で描きあげる迫真の警察小説登場」と紹介されています。

2作目も迅速な翻訳をお願い致します。

2011年1月28日創元推理文庫より発行 原題は「THE CALLING」

虐待
サンドラ・ラタ...
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シリーズの第2作目、最後まで読みましたが全くお薦めできません。

「新時代の警察小説」なんて紹介されていますが、事件が起きる原因についてさえ説得力がありません。

あきれるほど事件は連続しておきますが、納得のいかないことばかり。

最後には納得のいく説明があるかと騙されて最後まで読んでしまいましたが、本を裏返してみてもそこには何もありませんでした。

謎解きの説明のないミステリ!まさにミステリです!!

だめですこれは。

2011年1月25日集英社文庫より発行

物語は移動遊園地に子供だけで遊びにきた10歳の少女が8歳の弟とはぐれてしまうところから始まる。

主人公はカナダ連邦警察の三人の刑事 レイプ事件担当のクレイグ・ノーランと放火事件担当の女性刑事アシュリン・ハートと少女誘拐事件担当の先住民系のテイン

シリーズの第1作 

ミステリの醍醐味は事件の謎解きにあります。

盛りだくさんの事件をおこして、充分な謎解きと丁寧な説明をしないミステリは決してベストセラーにはなりません。

放火と少女誘拐殺人がクロスした理由は第2作に書かれているのでしょうか。

事件を絞って丁寧な謎解きを書いてくれたらいいミステリになるのに。

ミレニアム」を見習って欲しいものです。

既に第2作「虐待 コクウィットラム連邦警察署ファイル」が発行されています。

2010年6月30日集英社文庫より発行 原題は「WHAT BURNS WITHIN」

愛すべきフィッツ探偵 あなたは全く変わっていませんね。

その頭脳を愛している家族に向けたらと思わずにはいられません。

このシリーズはテレビドラマの方が人気になって、むしろ後から本が発行されたのでしょうか。

原作者まで変わっているのはそうとしか推測できません。

それにしても面白くて、2作だけで終わってしまったのが残念で仕方がありません。

テレビではわからない心理描写のすばらしさが作品の核となっています。

後の作品はテレビドラマでお楽しみくださいということでしょうか。

1996年10月25日二見書房より発行 原題は「CRACKER TO SAY I LOVE YOU」

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