ジャンル - ジャーナリスト(新聞記者・雑誌編集者)もの [13]


☆2011年米国探偵作家クラブ賞(MWA)最優秀新人賞受賞作品

このときのノミネート作品は『二流小説家』『逃亡のガルヴェストン』『森へ消えた男』とそうそうたる作品が並んでおり、それらを押しのけて見事に受賞

舞台はアメリカ・ロードアイランド州

主人公はレッドソックスの大ファンで、ピューリッツァー賞を受賞したこともあり、
精神を病んでいる妻とは離婚交渉中で、胃には潰瘍をもっている地元新聞記者のリアム・マリガン

9件目の放火事件・犠牲者は既に5名にのぼる事件の現場から、物語は始まる。

連続放火事件は、次々とリアム・マリガンの大事なものをうばっていく-----

アメリカの新聞記者が法廷にこれほど失望していることがとてもショックでした。

緻密なミステリではなく、ハードボイルド。

2011年7月10日ハヤカワポケットミステリより発行 原題は「ROGUE ISLAND」
※ロードアイランド州の別名 「ならず者の島」の意

ブルース・ダシルヴァ:1946年生まれ
 
元AP通信記者
コロンビア大学ジャーナリズム部論文指導教官
 
ジャーナリストとしての41年間のキャリアに終止符をうち本書『記者魂』で作家デビュー


デビュー作「水時計」で2009年の日本の各種ベストテン企画でランクインしたジム・ケリー

週刊新聞クロウの主任記者フィリップ・ドライデンのシリーズ第2作

1976年アメリカ空軍の輸送機がブラック・フェン農場に墜落し、生存者は二人だけだった。

27年後の2003年、水を与えられず拷問に苦しむ男がいた---

納得のいかない事件解明。

ブラック・フェン農場の生き残りマギー・ベックの告白に関することは、内容もやり方もテープの行方も全く不自然で納得できません。

翻訳がこんなに遅かったのもわかる気がします。

また、本の裏書きは事前に決して読んではいけません。

こんな内容を書いてしまうとは創元推理文庫も一体に何を考えているのでしょうか。

2012年1月27日創元推理文庫より発行 原題は「The Fire Baby」
なお、このシリーズはすでに第5作(2007年)まで発表されています。

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☆2009年ハメット賞受賞作品
ファンタジーの新人賞クロフォード賞受賞(作家が対象のもの)
☆2011年週刊文春ミステリベスト10(海外)第9位
☆このミステリーがすごい!2012年版(2011年)ベスト20宝島社第15位

SFや夢の世界が好きな人向き

<探偵局>の辣腕探偵が失踪し、彼専任の記録員アンウィンは、記録員に戻りたい一身で事件の謎に挑む。

2009年発表の処女長編小説

「ファンタジー+ミステリのジャンル横断的作品」と訳者あとがきにあります。

2011年8月31日創元推理文庫より発行 原題は「The Manual of Detection」

湖は餓えて煙る
ブライアン・グ...
ロープライス ¥1,600
or 新品 ¥1,995

☆2010年MWA賞(MWA AWARDS) 最優秀処女長篇賞(BEST FIRST NOVEL by An American Author)ノミネート作品
☆このミステリーがすごい!2011年版(2010年)ベスト20宝島社第19位

主人公は、ミシガン州北部の田舎町の地方新聞編集長代理でアイスホッケーのゴールキーパーをつとめるオーガスタス・カーペンター

スノーモビルが湖に打ち上げられたところから物語は動き出す。

本の裏書きは「迫真の筆致と不屈のジャーナリスト魂が深く胸を打つ感動のミステリ」と紹介しています。

筆者は現役のウォールストリート・ジャーナルシカゴ支局長でアイスホッケーの愛好者。

面白くない訳がありません。続編「THE HANGING TREE」の翻訳が待ち遠しい。

2010年9月10日ハヤカワミステリより発行 原題は「STARVATION LAKE」

読み終わった後で思わずにやりとしてしまうミステリ。

主人公は、伝記作家のエリカ・ファルクと幼なじみのターヌムスヘーデ警察署刑事のパトリック・ヘードストルム

舞台となるのはスウェーデンのかつては漁業によって生計を立てていた風光明媚な街フィエルパッカ

北欧ミステリの新星が描くシリーズ400万部の話題作 既に第4作まで刊行

物語は「その家は人の気配もなく、寂しかった。----浴槽の中には薄い氷の膜ができている。彼女は薄い青みがかった色あいを帯び始めていた。横たわる彼女は、まるでお姫様みたいだ、----」という書き出しで始まります。

おばさんガードルをはいたエリカが苦労するラブシーンも素敵です。

第2作以降がとても楽しみです。

2009年8月25日集英社文庫より発行

氷姫 エリカ&パトリック事件簿
カミラ・レック...
ロープライス ¥1
or 新品 ¥950


著者紹介:エコノミストとして数年働いた後に、本書でデビュー。

スウェーデン本国では、エリカ&パトリックシリーズ4作が合計400万部の売り上げを記録

アマゾンUKによるキャッチコピーは、「現代に甦った、スウェーデンのアガサ・クリスティ」

作者が同姓を見る目の厳しさに、男性は女性に甘いんだなと痛感しました。

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