文庫翻訳ミステリー・ベスト10 (講談社文庫) - 2010年文庫 [10]

2010年今年のミステリ・ベストテン[2009年10月1日?2010 年9月30日発行の文庫版の海外翻訳ミステリー(エンターテインメント)]もの最初の発表

文庫本に限定して海外ミステリのベストテンを選んでいます。

雑誌IN★POCKET11月号


第1位『エコー・パーク(上)(下)』2010年4月15日講談社文庫より発行
エコー・パーク(上)
マイクル・コナ...
ロープライス ¥313
or 新品 ¥800


エコー・パーク(下)
マイクル・コナ...
ロープライス ¥499
or 新品 ¥800


第2位『陸軍士官学校の死(上)(下)』2010年7月16日創元推理文庫より発行
陸軍士官学校の死 上
ルイス・ベイヤ...
ロープライス ¥698
or 新品 ¥1,029


陸軍士官学校の死 下
ルイス・ベイヤ...
ロープライス ¥644
or 新品 ¥1,029


第3位『バッキンガムの光芒』2010年8月28日創元推理文庫より発行
バッキンガムの光芒
ジョー・ウォル...
ロープライス ¥795
or 新品 ¥1,302


第4位『英雄たちの朝』2010年6月10日創元推理文庫より発行
英雄たちの朝
ジョー・ウォル...
ロープライス ¥819
or 新品 ¥1,218


第5位『音もなく少女は』2010年8月10日文春文庫より発行
音もなく少女は
ボストン テラン...
ロープライス ¥668
or 新品 ¥920


第6位『沼地の記憶』2010年4月10日文春文庫より発行
沼地の記憶
トマス・H. クッ...
ロープライス ¥548
or 新品 ¥860


第7位『ラスト・チャイルド(上)(下)』2010年4月15日ハヤカワ文庫より発行
ラスト・チャイルド
ジョン・ハート,...
ロープライス ¥228
or 新品 ¥840


ラスト・チャイルド
ジョン・ハート,...
ロープライス ¥420
or 新品 ¥840


第8位『サム・ホーソンの事件簿VI』2009年9月30日創元推理文庫より発行
サム・ホーソーンの事件簿VI
エドワード・D・...
ロープライス ¥660
or 新品 ¥1,050


第9位『震える山』2010年4月15日講談社文庫より発行
震える山
シー・ジェイ・...
ロープライス ¥156
or 新品 ¥860


第10位『五番目の女(上)(下)』2010年8月31日創元推理文庫より発行
五番目の女 上
ヘニング・マン...
ロープライス ¥595
or 新品 ¥1,218


五番目の女 下
ヘニング・マン...
ロープライス ¥499
or 新品 ¥1,218

あまりに面白うミステリに出会うと、先を読みたい気持ちと読まずにいつまでもとっておきたいという気持ちとがせめぎ合ってたいへんです。

そんなことになった久しぶりのミステリ。

3部作を驚異的な短さで翻訳発行された東京創元社さんにも敬意を表します。

必ず第1作からお読みください。

ソ連がドイツの原子爆弾によって敗北し、日本とドイツがソ連を分割統治しているという歴史改変ミステリ。

第1作から約10年後の1960年のイングランド。

我らがピーター・カーマイケル監視隊隊長はどこへいくのか。

今回の女性の語り手はロイストンの忘れ形見18歳のエルヴィラです。

☆2010年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位(3部作としての評価)
☆ミステリが読みたい!2011年版(早川書房)第5位(3部作としての評価)
☆闘うベストテン2010(AXNミステリチャンネル)国内外ミステリ第2位(3部作としての評価)
☆2010年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第3位
☆このミステリーがすごい!2011年版(2010年)ベスト20宝島社第14位

2010年8月31日創元推理文庫より発行 原題は「HALF A CROWN」

バッキンガムの光芒
ジョー・ウォル...
ロープライス ¥795
or 新品 ¥1,302


第1作 『英雄たちの朝』原題は「FARTHING」
英雄たちの朝
ジョー・ウォル...
ロープライス ¥819
or 新品 ¥1,218


第2作 『暗殺のハムレット』原題は「HA'PENNY」
暗殺のハムレット
ジョー・ウォル...
ロープライス ¥1,009
or 新品 ¥1,260

☆2010年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位(3部作としての評価)
☆2010年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第4位
☆このミステリーがすごい!2011年版(2010年)ベスト20宝島社第10位
☆ミステリが読みたい!2011年版(早川書房)第5位(3部作としての評価)
☆闘うベストテン2010(AXNミステリチャンネル)国内外ミステリ第2位

これだけの評価を受けたミステリだけに本を手にしたときには期待に胸が踊りました。

期待通りの作品です。

歴史を改変したミステリ 舞台は1949年のイングランド

ナチスと講和したイギリスという設定は、クリストファー・プリーストの『双生児』とまったく同じでちょっと気味が悪いくらい。

事件の謎解きも楽しめますが、時代の流れに抵抗して民主主義を守ろうとした人々の闘いの物語です。

主人公はスコットランドヤードのピーター・カーマイケル警部補

3部作の第1作

読み終わったとき、本書の結末にほっとしている自分とがっかりしている自分とがいました。3部作を読み終えたときにはどう感じるのでしょうか。

2010年6月11日創元推理文庫より発行 原題は「FARTHING」
 ※FARTHING 英国の小青銅貨; 1/4 penny; 1961 年廃止

英雄たちの朝
ジョー・ウォル...
ロープライス ¥819
or 新品 ¥1,218


第2作 『暗殺のハムレット』
暗殺のハムレット
ジョー・ウォル...
ロープライス ¥1,009
or 新品 ¥1,260


第3作 『バッキンガムの光芒』
バッキンガムの光芒
ジョー・ウォル...
ロープライス ¥795
or 新品 ¥1,302

スウェーデンの港町イースタのクルト・ヴァランダー警部シリーズ第6作 

テロリストたちが、4人の女性を殺害する目的で進入した家屋には五番目の女が。

五番目の女も命を奪われ、その事実は闇から闇に葬られた。しかしベテランの捜査員による長い手紙によってその事実が娘に伝わったとき、驚愕の物語はスタートした----

スウェーデンのミステリはすごいとしかいえない。

前作に続いてまた、間違いなくベストテンものにランクインする作品。

あやうく電車を降りそこなうこと必至のため、電車内の読書は要注意。

警察捜査もののミステリが好きな人には絶対にお薦めの作品です。

それにしても本シリーズは、スウェーデンでは2009年に第10作「Den orolige mannen苦悩する男(仮題)」が出版されており、翻訳がまったく追いつかず、邦訳の出版は遅すぎて怒る気にもなれません。

こんなに面白い海外ミステリを購入しない私たち読者たちが悪いのでしょうか。

2010年8月31日創元推理文庫より発行
☆2010年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫) 第10位
☆このミステリーがすごい!2011年版(2010年)ベスト20宝島社第11位
☆ミステリが読みたい2010年版(早川書房)第11位

五番目の女 上
ヘニング・マン...
ロープライス ¥595
or 新品 ¥1,218


五番目の女 下
ヘニング・マン...
ロープライス ¥499
or 新品 ¥1,218


本文から抜粋
「いままでめったに、いや一度も、ここほど少数で効果的な仕事をする捜査陣といっしょに働いたことがない」他の警察からの応援に駆けつけた捜査官の言葉として
シリーズ第1作『殺人者の顔』2001年1月26日創元推理文庫より発行
殺人者の顔
ヘニング マンケ...
ロープライス ¥107
or 新品 ¥1,050


シリーズ第2作『リガの犬たち』2003年4月11日創元推理文庫より発行
リガの犬たち
ヘニング マンケ...
ロープライス ¥348
or 新品 ¥1,155


シリーズ第3作『白い雌ライオン』2004年9月創元推理文庫より発行(スウェーデンでは1993年出版) 
白い雌ライオン
ヘニング マンケ...
ロープライス ¥1,073
or 新品 ¥1,575


シリーズ第4作『笑う男』2005年9月30日創元推理文庫より発行
笑う男
ヘニング・マン...
ロープライス ¥1,000
or 新品 ¥1,323


シリーズ第5作『目くらましの道(上)(下)』2007年2月16日創元推理文庫より発行
目くらましの道 上
ヘニング・マン...
ロープライス ¥422
or 新品 ¥1,050


目くらましの道 下
ヘニング・マン...
ロープライス ¥399
or 新品 ¥1,050


☆2001年CWA(英国推理作家協会)ゴールドタガー賞受賞作品
☆闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ第6位
☆ミステリが読みたい2008年版ベスト・ミステリ2007(早川書房)第6位
☆このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベスト20宝島社<海外>第9位

☆2006年CWA(英国推理作家協会)最優秀歴史ミステリ賞ノミネート作品
☆2007年MWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長篇賞ノミネート作品

舞台は1830年、隠遁生活を送っていた元ニューヨーク市警ガス・ランダーのもとをウエストポイント陸軍士官学校から一人の士官が訪ねてきた---

解説は「あえて無名時代のエドガー・アラン・ポオにスポットライトを当てるという発想の転換が見事に決まった」と本書を紹介。

ノミネート作品にとどまったのには理由があります。展開が遅いことと、エドガー・アラン・ポオにとらわれすぎている点です。

要らない部分をカットしたら受賞作品になっていたかも。

それにしてもあまりに悲しい歴史ミステリ

2010年7月16日創元推理文庫より発行 原題は「THE PALE BLUE EYE」
☆2010年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第2位
☆本格ミステリ・ベスト10海外2011探偵小説研究会(原書房)(2010年)第2位
☆ミステリが読みたい2011年版(早川書房) 第4位
☆このミステリーがすごい!2011年版(2010年)ベスト20宝島社第8位

陸軍士官学校の死 上
ルイス・ベイヤ...
ロープライス ¥698
or 新品 ¥1,029


陸軍士官学校の死 下
ルイス・ベイヤ...
ロープライス ¥644
or 新品 ¥1,029


※エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)  
「1841年に発表された小説『モルグ街の殺人』には探偵のC・オーギュスト・デュパンが登場し、史上初の推理小説と評価されることが多く、その後の推理小説の発展に寄与した作家

日本の推理作家江戸川乱歩の名前は、エドガー・アラン・ポーをもじって付けられたものであることは有名

ポーがヴァージニアと結婚したとき、ポーは27歳4ヶ月、ヴァージニアは13歳9ヶ月

1842年の1月、ヴァージニアはピアノを弾きながら歌をうたっているときに喀血。それ以降ポーは、愛する妻の死という現実から逃れようと深酒を繰り返し、また神経的な憂鬱症を深めていくこととなる。

1847年1月30日、彼女は貧しさの中、24歳の若さで結核で死ぬ。その後、ポーの生活はかなり荒んだものとなっていく。ヴァージニアの死から2年半後、ポーは40歳で亡くなる。」※ウィキペディアより抜粋

 1  |  2 

カテゴリー (+を押すと展開します)

作家名一覧

total / today: today / yesterday: prev   twitter 海外ミステリの本棚 海外ミステリの本棚feed  サイト内検索