このミステリーがすごい! ベスト20 宝島社 - 2012年版(2011年) [8]

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☆2009年ハメット賞受賞作品
ファンタジーの新人賞クロフォード賞受賞(作家が対象のもの)
☆2011年週刊文春ミステリベスト10(海外)第9位
☆このミステリーがすごい!2012年版(2011年)ベスト20宝島社第15位

SFや夢の世界が好きな人向き

<探偵局>の辣腕探偵が失踪し、彼専任の記録員アンウィンは、記録員に戻りたい一身で事件の謎に挑む。

2009年発表の処女長編小説

「ファンタジー+ミステリのジャンル横断的作品」と訳者あとがきにあります。

2011年8月31日創元推理文庫より発行 原題は「The Manual of Detection」


☆闘うベストテン (AXNミステリチャンネル) - 2011国内外ミステリ第4位
☆このミステリーがすごい!2012年版(2011年)ベスト20宝島社第18位

巨匠トマス・H・クックが送る、語り手とローラ・フェイとの二人の会話のみで終始するミステリ

少しずつ明かされていく事実

思いがけない展開

今回は最後まで読めました。

訳者が「ある時期のクックの作品は人間の暗部をこれでもかというように抉る出し、なんの救いもない暗澹たる結末にいたって終わるのが常だった」と書いています。

本当にそうでした。

最後まで読む気になれず、やめてしまった作品がいくつあることか。

ミステリとしてはすばらしいのに、救いのない結末を誰が喜ぶのでしょうか。

この作品を境にして救いの光がわずかでもある作品に変わってくれるのでしょうか。

2011年10月15日ハヤカワポケットミステリより発行
原題は「The Last Talk with Lola Faye」


作品からの抜粋:何度も出てくる問いかけ「人生の最終的で最大の希望は何なの?」に
あなたはどのような答えを出すのでしょうか。

ねじれた文字、ねじれた路
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☆このミステリーがすごい!2012年版(2011年)ベスト20宝島社第8位
☆闘うベストテン (AXNミステリチャンネル) - 2011国内外ミステリ第6位             
☆2011年CWA(英国推理作家協会)ゴールドダガー賞(Gold Dagger)受賞作品
2011年MWA(米国探偵(推理)作家クラブ)最優秀長編賞ノミネート作品 アンソニー賞・バリー賞・ハメット賞に軒並みノミネートされています。

14歳のときにシカゴから事情があって南部の田舎町に母とともにやってきた野球好きの黒人の少年サイラス・ジョーンズとホラー小説好きで内気で友人のいない白人の少年ラリー・オットー

その25年後-----

人間のおろかさとすばらしさとを静かに歌い上げた作品

優れたミステリは人間を鮮やかに描き、われわれに生きることの難しさとすばらしさを伝えてくれます。

2011年9月15日ハヤカワポケットミステリより発行 原題は「Crooked Letter, Crooked Letter」

犯罪
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今までのミステリとは全く異なる切り口

読んだ後に涙があふれてきてしばらく止まらなくなってしまいました。

人間の弱さとすばらしさと、それを裁くドイツの法廷のすばらしさを余すことなく伝える優れた11作の短編集

あっというまに読み切ってしまい、もう一度読み直している自分がいました。

日本の法廷もいつかこのような裁きをみせてくれるのでしょうか。

人が人を裁く法廷に、血が通う日が一日も早く来ることを望んでやみません。

<11編の作品>
・「フェーナー氏」Fahner
・「タナタ氏の茶碗」Tanatas Teeschale
・「チェロ」Dee Cello
・「ハリネズミ」Der Igel
・「幸運」Gluck
・「サマータイム」Summertime
・「正当防衛」Notwehr
・「緑」Grun
・「棘」Der Dorn
・「愛情」Liebe
・「エチオピアの男」Der Athiopier

「高名な刑事事件弁護士である著者が現実の事件に材を得て、異様な罪を犯した人間たちの哀しさ、愛おしさを鮮やかに描きあげた珠玉の連作短篇集」と紹介されています。
 
2011年6月15日東京創元社より発行  原題は「Verbrechen」

☆ミステリが読みたい!2012年版(早川書房)第2位
☆2011年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位
☆このミステリーがすごい!2012年版(2011年)ベスト20宝島社 第2位

二流小説家
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☆アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞ノミネート作品
☆2011年週刊文春ミステリベスト10(海外)第1位
☆このミステリーがすごい!2012年版(2011年)ベスト20宝島社第1位
☆ミステリが読みたい!2012年版(早川書房)第1位

日本の海外ミステリランキング初の3冠に輝く作品
 
ミステリファンの評価ははっきりと分かれる作品だと思います。

楽しみたいと思って読めば評価が高く、ミステリの醍醐味を味わいたいと思って読んだら評価はぐっと低くなります。

主人公は売れない作家のハリー・ブロック。そのハリーにニューヨークを震撼させた連続殺人鬼から告白本の執筆の依頼が舞い込んだ----

ビジネスパートナーのハリーが家庭教師をした女子高校生のクレア。

連続殺人鬼の犠牲になった双子の姉をもつストリッパーのダニエラ。

脇役達も魅力的です。

2011年3月10日ハヤカワポケットミステリより発行 原題は「The Serfalist」

Amazonのレビュー表題のうち評価の高いものを紹介します。

「こなれた文体、優れた構成。文句なしの傑作」「冴えない二流小説家VS獄中の連続殺人鬼」「読者自身ののど元にも切っ先を突き付けるシャープな作品」

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