評価 - 評価: ☆☆☆☆☆ [409]

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ネイティブ・アメリカンの血を引くコーク・オコナー保安官のシリーズ第6作 

足に銃弾を受けながら殺し屋から逃れたコーク・オコナーは、いとこの獣医ジュエル・デュボイスのところに身を寄せていたが、そこで起きた殺人事件に巻き込まれていく---

この物語の主人公はジュエルの息子14歳のレン・デュボイスとその親友の男勝りの女の子チャーリ・ミラー。そしてその子供たちをあたたかく見守る大人たちの物語。

この子達が次作以降に再び登場することがありますように。

オコナーのガード役を務めてくれる有能で美人で聡明でクールな元FBIのダイナ・ウィルナーも忘れることができません。

ミネソタの大自然のすばらしさも心に残ります。

前作から持ち越された殺し屋の問題は、ほんのちょっとのスペースでかたがついてくれました。

必ず前作「闇の記憶」からお読みください。できればシリーズ第1作から一気にお読みください。

2011年11月15日講談社文庫より発行 原題は「COPPER RIVER」
第5作『闇の記憶』

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☆2006年アンソニー賞最優秀長篇賞受賞作品(2年連続の受賞)

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☆2006年アンソニー賞最優秀長篇賞受賞作品(2年連続の受賞です!!)

ネイティブ・アメリカンの血を引くコーク・オコナー保安官のシリーズ第5作 

われらのオコナーはハンバーガー屋から請われて保安官に復職

保留地でのいつもの夫婦喧嘩に呼び出されたオコナーと保安官助手を待っていたのは、銃弾だった----

何より大事な家族を巻き込むことに-----

それにしてもこの終わり方はあんまりです。続くと大きなテロップが画面いっぱいに広がるシーンが自然と目に浮かんでしまいました。

読者への説明は「訳者あとがき」にありましたが。

次作は、本書と上巻と下巻といってよいほどそのまま続きとなっており、出版の遅いことで有名な講談社さんでさえわずか5ヶ月で続篇『希望の記憶』が出版されています。

作品発表から既に5年もたっているのですから、この2冊「闇の記憶」「希望の記憶」は、時間をおかずにほぼ同時に出版すべきだったと思います。

読む人の立場にたつという考え方をどうして出版各社は持ち合わせていないのでしょうか。続けて出版した方が本も売れると思うのですが。

講談社はこの批判にどう答えてくれるのでしょうか。

2011年6月15日講談社文庫より発行 原題は「Mercy Falls」

古書の来歴
ジェラルディン ...
ロープライス ¥1,190
or 新品 ¥2,415


「実在する稀覯本とその本を手にした人々の数奇な運命 ピューリッツァー賞作家が描く歴史ミステリ」と紹介されています。

「忘れられないほど美しく紡がれた物語」----ロサンゼルス・タイムス紙

5分前までその街の住人が銃を撃ちあっていた場所・サラエボで、古書の保存修復家のオーストラリア人のハンナ・ヒースが、貴重なハガダーが到着するのを待っているところから物語は始まります。

稀覯本が作られ守られた歴史を通して作者が読者に問いかけています。
人間とは、民族とは、宗教とは

なんと愚かなのでしょうか、われわれ人間は!!

人を、民族を、憎み迫害するのは、何故なのでしょか。

それでも少しずつ人が平和に生きていけるように進歩していると信じていくしかありません。

優れた歴史ミステリです。是非お読みください。

2010年1月20日ランダムハウス講談社より発行 原題は「People of the Book」


☆2011年米国探偵作家クラブ賞(MWA)最優秀新人賞受賞作品

このときのノミネート作品は『二流小説家』『逃亡のガルヴェストン』『森へ消えた男』とそうそうたる作品が並んでおり、それらを押しのけて見事に受賞

舞台はアメリカ・ロードアイランド州

主人公はレッドソックスの大ファンで、ピューリッツァー賞を受賞したこともあり、
精神を病んでいる妻とは離婚交渉中で、胃には潰瘍をもっている地元新聞記者のリアム・マリガン

9件目の放火事件・犠牲者は既に5名にのぼる事件の現場から、物語は始まる。

連続放火事件は、次々とリアム・マリガンの大事なものをうばっていく-----

アメリカの新聞記者が法廷にこれほど失望していることがとてもショックでした。

緻密なミステリではなく、ハードボイルド。

2011年7月10日ハヤカワポケットミステリより発行 原題は「ROGUE ISLAND」
※ロードアイランド州の別名 「ならず者の島」の意

ブルース・ダシルヴァ:1946年生まれ
 
元AP通信記者
コロンビア大学ジャーナリズム部論文指導教官
 
ジャーナリストとしての41年間のキャリアに終止符をうち本書『記者魂』で作家デビュー



母の国ハイチを愛する作家が送るハイチへのありったけの愛を込めたデビュー作品

この国を救う手だては果たしてあるのでしょうか。

世界の各国の現状とその歴史を余りにも知らないことに衝撃を受けました。

☆2006年CWAイアン・フレミング・スティールダガー賞受賞作品
☆2007年マカヴィティ賞(MACAVITY AWARDS)最優秀処女長篇賞(BEST FIRST NOVEL) 受賞作品

主人公は元警官・元私立探偵で殺人罪で禁固7年の服役をした行方不明者の捜索が専門のマックス・ミンガス

「奇跡を起こして少年を生きたまま連れ帰れば、1000万ドル。死体を連れ帰れば500万ドル。少年を殺した連中も引き渡せば、さらに500万ドルー少年を殺めた連中でありさえすれば、生死はどちらでもかまわない。」

物語はこの書き出しで始まる。

この金額が2年前に忽然と姿を消した3歳の少年チャーリーの発見にかけられた報償金

絶対にお勧めの元私立探偵ものミステリです。

シリーズ化して、すでに第3作まで刊行されています。一日も早い翻訳を是非ともお願い致します。

2011年11月10日武田ランダムハウスジャパンより発行 原題は「MR. CLARINET」

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