エリカ・スピンドラー 一覧

カリファルニアワインの産地サンフランシスコから車で一時間北にある谷間の町ソノマが舞台のラブサスペンス

主人公のアレックスは頭をよぎった一連のイメージに凍りついた。

ローブをまとった人物。顔はフードに隠れてよく見えない。キャンドルの揺れる炎。立ちのぼる煙。絡み合う裸体。

泣き叫ぶ、顔のない赤ん坊----物語はここから始まる。

次々と起きる事件に息をつき暇もありません。

ところが、最後の謎解きでは、一つの殺人事件・放火について全くふれていないなど全く不親切でなおざり。

事件の経緯も動機もわかりにくく、読み返してみてもやはりわかりにくい。

謎解きを丁寧にわかりやすく書いてこそミステリなのに、そこにラブロマンスを入れておしまい。

なんたることか。がっくりきました。謎解き寸前まではよかったのに本当に残念です。

2011年3月19日ヴィレッジブックスより発行 原題は「BLOOD VINES」

主人公はロックフォード警察署女性刑事のキット・ラングラン

5年前の2001年10歳の少女が子供部屋のベットの中で殺されるという連続殺人事件が起こった。眠れる天使殺人犯と呼ばれた事件は迷宮入りをした。

そして5年後---

娘を病気でなくし、離婚し、アルコール依存症の治療中という主人公

あたらに女性刑事メアリー・キャサリン・リッジュと組んで事件の解決にあたります。

2007年8月15日MIRA文庫より発行

筆者紹介:ルイジアナ州ニューオーリンズ在住。美術の修士号を取り、ビジュアル・アートの世界で活躍したのち1988年作家デビュー。

アーティストの感性を生かしたみずみずしい描写とドラマティックなストーリーで人気作家の地位を確立

95年発表の『レッド』は大変なベストセラーとなり、日本ではコミック化、テレビドラマ化もされた。

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