カミラ・レックバリ 一覧

全世界でシリーズトータル1000万部を超え突破したエリカ&パトリック事件簿シリーズの第3作

ロブスター漁の漁師が最後のかごを引き上げようとしたとき、揺れる水面に現れたのは白い手だった----

刑事・警察ものは大きく分類することができます。
①主人公の刑事1人が有能なもの
②主人公と相棒は優秀だが、出世だけを考える無能な上司がいるもの
③警察全体が有能で一致団結して事件解決に邁進するもの

エリカ&パトリックのシリーズは、②にさらにプラスされて無能で有害な同僚が登場します。

エリカの妹の問題も深刻さを増して---

エリカは育児ノイローゼ一歩手前ながら育児に専念。

育児書について「書いてあることは、すべて何か大がかりな策略の一部ではないか」と、エリカ。

思い起こすと、うちのも育児書は全く無視していました。いや無視せざるを得なかったというべきでしょうか。育児書に書いてあるような赤ちゃんもいるのよと言っていたことを思い出しました。

育児ノイローゼに陥らない秘訣です。

パトリックは無能な署長に無能な部下を押しつけられながら、事件解決に邁進します。

次作以降が待ち遠しい作品です。

2011年3月25日集英社文庫より発行 
第1作「氷姫
第2作「説教師

伝記作家のエリカ・ファルクとターヌムスヘーデ警察署刑事のパトリック・ヘードストルムのシリーズ第2作

30カ国以上で刊行され、テレビドラマ化され、映画化も決定しているのには訳があります。

とにかく面白いのです。

本書には人物関係図や地図もついていて、わかりやすい工夫がされていて助かりました。

既に第7作まで刊行されているスウェーデンのミステリの傑作

エリカは妊娠していて今回はあまり捜査面での出番はありません。

妹のアンナとの関係もまたまた心配する状況に----

しかし、読んでいて不快にすらなるアンナと元夫を登場させたことは次作への布石なのでしょうか。

2010年7月25日集英社文庫より発行

第1作『氷姫 エリカ&パトリックの事件簿』2009年8月25日集英社文庫より発行

スウェーデンのミステリは本当に元気がよい。ヘニング・マンケルの『クルト・ヴァランダー警部シリーズ』とスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』と本シリーズで全世界を沸かしています。

読み終わった後で思わずにやりとしてしまうミステリ。

主人公は、伝記作家のエリカ・ファルクと幼なじみのターヌムスヘーデ警察署刑事のパトリック・ヘードストルム

舞台となるのはスウェーデンのかつては漁業によって生計を立てていた風光明媚な街フィエルパッカ

北欧ミステリの新星が描くシリーズ400万部の話題作 既に第4作まで刊行

物語は「その家は人の気配もなく、寂しかった。----浴槽の中には薄い氷の膜ができている。彼女は薄い青みがかった色あいを帯び始めていた。横たわる彼女は、まるでお姫様みたいだ、----」という書き出しで始まります。

おばさんガードルをはいたエリカが苦労するラブシーンも素敵です。

第2作以降がとても楽しみです。

2009年8月25日集英社文庫より発行

著者紹介:エコノミストとして数年働いた後に、本書でデビュー。

スウェーデン本国では、エリカ&パトリックシリーズ4作が合計400万部の売り上げを記録

アマゾンUKによるキャッチコピーは、「現代に甦った、スウェーデンのアガサ・クリスティ」

作者が同姓を見る目の厳しさに、男性は女性に甘いんだなと痛感しました。

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