「法人類学者」テンペランス・ブレナンのシリーズ第2作。
法人類学者で骨の鑑定の専門家であるテンペランス・ブレナンは、修道院の依頼により19世紀の尼僧の遺骨発掘調査を行っていた---
昆虫が与える情報が、死亡推定時刻にこんな大きな役割を果たすなんて驚きでした。
今回は丁寧に事件の真相が説明されています。
2005年5月25日 角川書店より発行
「法人類学者」テンペランス・ブレナンのシリーズ第2作。
法人類学者で骨の鑑定の専門家であるテンペランス・ブレナンは、修道院の依頼により19世紀の尼僧の遺骨発掘調査を行っていた---
昆虫が与える情報が、死亡推定時刻にこんな大きな役割を果たすなんて驚きでした。
今回は丁寧に事件の真相が説明されています。
2005年5月25日 角川書店より発行
1998年度カナダ推理作家協会最優秀処女長編賞受賞作品
「法人類学者」テンペランス・ブレナンのシリーズ第1作
このシリーズはどうしてもパトリシア・コーンウェルの検屍官ケイ・スカーペッタのシリーズと比較してしまいます。
ケイ・スカーペッタのシリーズはベストセラーとなっており、作家もこれを意識して書いているところがあるのではないかと思われます。
主人公の「法人類学者」テンペランス・ブレナンの事件に対する意見や見方に捜査担当の刑事は全く耳を貸さない。
実際の体験に基づく苦い経験からこれを描いているものと思われるが、小説の中ではしつこすぎる。
悔しい思いをしているのだろうなとは思うが、強調のしすぎである。第3作にもしつこく出てくるので、よほどひどい経験をしているのでしょうね。
また、謎解きの部分が、あっさりしすぎている。読者にとってもっとも楽しい時間が短すぎてしまう。丁寧にゆっくりと謎解き部分を書いて欲しいと思う。
不満ばかり書いたが、丁寧な法医学に関する描写・快適なテンポの文章など読み始めたら止まらないおもしろさで、読む人をとらえて離しません。
2001年 1月 25日角川文庫より発行
検死の女性専門家が活躍するシリーズは、パトリシア・コーンウェルのケイ・スカーペッタ『検屍官』『痕跡』やロバート ウォーカー のジェシカ・コラン『女検死官ジェシカ・コラン』『第六級暴力殺人』『ハワイ暗黒殺人』『ハートのクイーン』『暗黒のクロスボウ』『肩の上の死神』『洋上の殺意』『魔王のささやき』がありますが、これらのシリーズを読んだ方には是非おすすめです。
この作家は、アメリカ法人類学会から正式に認定を受けた法人類学者であり、そのためか、各描写が他の2人よりわかりやすいと思います。
3つのシリーズは、みんな似ていると言えば似ていますが、人によるでしょうが、私はこの作家に一番ひかれました。
この作品は、法人類学者テンペ・ブレナンを主人公とするシリーズの3作目です。
事件の真相の全てがきちんと解明されていない点や、肉親を無理矢理事件に巻き込ませるところなど納得のできないところもありました。
ぐいぐい引っ張ってきてくれるのに、謎解き部分にもっと力を入れてくれたらなと思いました。それでも、読み始めたら止まらないおもしろさです。
なお、前2作の『既死感』『死の序列』は角川書店から刊行されており、今回は講談社文庫から刊行されています。訳者である山本やよいさんは同じですが、作家の名前は「キャシー ライクス(本書)」「キャスリーン レイクス(角川)」となっていますが、同一人物です。4作目以降は、どの出版社でもいいですが、早く出版してください。
本書の邦訳タイトルにはあきれました。「Deadly Decisions」がどうしてこんな題になるの?まさか4作目の題は「骨と歌う女2」じゃないよね。
2004年4月15日講談社文庫より発行