ジョー・ウォルトン 一覧

あまりに面白うミステリに出会うと、先を読みたい気持ちと読まずにいつまでもとっておきたいという気持ちとがせめぎ合ってたいへんです。

そんなことになった久しぶりのミステリ。

3部作を驚異的な短さで翻訳発行された東京創元社さんにも敬意を表します。

必ず第1作からお読みください。

ソ連がドイツの原子爆弾によって敗北し、日本とドイツがソ連を分割統治しているという歴史改変ミステリ。

第1作から約10年後の1960年のイングランド。

我らがピーター・カーマイケル監視隊隊長はどこへいくのか。

今回の女性の語り手はロイストンの忘れ形見18歳のエルヴィラです。

☆2010年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位(3部作としての評価)
☆ミステリが読みたい!2011年版(早川書房)第5位(3部作としての評価)
☆闘うベストテン2010(AXNミステリチャンネル)国内外ミステリ第2位(3部作としての評価)
☆2010年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第3位
☆このミステリーがすごい!2011年版(2010年)ベスト20宝島社第14位

2010年8月31日創元推理文庫より発行 原題は「HALF A CROWN」

第1作 『英雄たちの朝』原題は「FARTHING」

第2作 『暗殺のハムレット』原題は「HA'PENNY」

☆2010年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位(3部作としての評価)
☆ミステリが読みたい!2011年版(早川書房)第5位(3部作としての評価)
☆闘うベストテン2010(AXNミステリチャンネル)国内外ミステリ第2位(3部作としての評価)

舞台は第1作から数週間後のイングランド

主人公はスコットランドヤードのピーター・カーマイケル警部補 3部作の第2作

歴史改変ミステリだけにどう展開するかまったく予想がつかない面白さが読む人を捕らえます。

「家族の絆を描く小説でもある」と解説は書いています。

完結編は私たちをどこに導くのでしょうか。

2010年7月30日創元推理文庫より発行 原題は「HA'PENNY」
※英国の半ペニー青銅貨. ▼1985年廃止

第1作 『英雄たちの朝』

第3作 『バッキンガムの光芒』

☆2010年週刊文春ミステリベスト10(海外)第2位(3部作としての評価)
☆2010年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫)第4位
☆このミステリーがすごい!2011年版(2010年)ベスト20宝島社第10位
☆ミステリが読みたい!2011年版(早川書房)第5位(3部作としての評価)
☆闘うベストテン2010(AXNミステリチャンネル)国内外ミステリ第2位

これだけの評価を受けたミステリだけに本を手にしたときには期待に胸が踊りました。

期待通りの作品です。

歴史を改変したミステリ 舞台は1949年のイングランド

ナチスと講和したイギリスという設定は、クリストファー・プリーストの『双生児』とまったく同じでちょっと気味が悪いくらい。

事件の謎解きも楽しめますが、時代の流れに抵抗して民主主義を守ろうとした人々の闘いの物語です。

主人公はスコットランドヤードのピーター・カーマイケル警部補

3部作の第1作

読み終わったとき、本書の結末にほっとしている自分とがっかりしている自分とがいました。3部作を読み終えたときにはどう感じるのでしょうか。

2010年6月11日創元推理文庫より発行 原題は「FARTHING」
 ※FARTHING 英国の小青銅貨; 1/4 penny; 1961 年廃止

第2作 『暗殺のハムレット』

第3作 『バッキンガムの光芒』

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