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☆ミステリが読みたい2011年版(早川書房)第17位

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスの短編7作を集めたもの

二人が一緒に活躍する作品は2作品しかありませんが、このシリーズのファンにとっては必読の短編集です。

作品の発表順にしなかったのは何か深いわけがあるのでしょうか。

できれば発表順に並べてほしかったと思います。

「夜の試写会」(1994)
「熱き想い」(1992)
「ペテン師ディランシー」(2000)☆2002年MWA最優秀短編集受賞作品
「ただ一度のチャンス」(1996)
「天の与えしもの」(1994)
「人でなし」(1997)
「虎の尾を踏む者」(2000)

2010年4月16日創元推理文庫より発行

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズは第8作で終了かと思われていましたが、中断されること7年、第9作「The Shanghai Moon」が刊行されました。

一日も早く翻訳をお願いいたします。

2件続けて刑事弁護士もの 前件のマイクル・コナリーのリンカーン弁護士(上)(下)と読み比べると面白いかも。

本件の弁護士は一人ぐらい無実の依頼人にあいたいと思っている、レンジャー部隊あがりのジョー・ディラード

家族を守るためにはどんなこともいとわない。

何件もの刑事事件を嫌われている判事に押し付けられ、警官・刑事・検察官からも嫌われているなか、家族の愛情・ささえを受けて一人奮闘していきます。

法廷ミステリにつきもののスーパーマンの様な調査員がいるわけでもありません。

刑事弁護士の心の持ち方を赤裸々に語った法廷ミステリ。お薦めの作品です。

またジョー・ディラードにあいたいものです。クラブ経営者のアーリーン・バーロウも魅力的な脇役です。

絶対に会いたくないのがでっち上げをいとわない捜査官や相手への復讐や選挙しか考えない検察官。こんな人たちが実際にいると思いたくありません。

原題は「An Innocent Client」 次作も既にアメリカで刊行「In Good Faith」(02 Jun 2009)

2009年3月15日ハヤカワ・ミステリ文庫より発行

筆者は新聞記者やコラムニストとして働いたのち、弁護士の資格を取得して7年間刑事弁護士として活動

そこで力尽きて「小説を書く。年来の夢をかなえたい」その結果生まれたのが本書だそうです。

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズの第8作

大好きなこのシリーズが2008年週刊文春ミステリベスト10(海外)第6位

このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第7位

ニューヨーク・ミッドタウン署の刑事から、知り合いだと言っている14?15歳くらいの少年を保護しているとの連絡がはいり、スミスは署へ----

2003年度のMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長篇賞(BEST NOVEL)受賞作品

このシリーズは順番に読まなくとも影響が出ない一作一作独立した作品なのでどこから読んでも良いのですが、できれば第1作からお楽しみ下さい。

2008年6月27日創元推理文庫より発行

リディア・チン&ビル・スミスシリーズ
①『チャイナタウン』(1997.11.28)
②『ピアノ・ソナタ 』(1998.12.25) ☆1996年シェイマス賞最優秀長編賞受賞 
③『新生の街』 (2000.4.21)
④『どこよりも冷たいところ』 (2002.6.28) ☆1998年アンソニー賞最優秀長篇賞受賞
⑤『苦い祝宴』 (2004.1.30)
⑥『春を待つ谷間で』 (2005.8.31)
⑦『天を映す早瀬』(2006.11.24)
⑧本書『冬そして夜』(2008.6)☆2003年アメリカ探偵作家クラブ最優秀長篇賞受賞
        

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズの第7作

原題は「REFLECTING THE SKY」

今回の依頼は薬種店主のガオ・ミエンリヤンおじいさんから 香港にいる親友だった故人の孫に形見の翡翠を渡すこと、遺骨を埋葬のため香港に運ぶこと しかも相棒と二人でいう条件付

ビジネスクラスにのってルンルンで香港に降り立ったリディア・チンを待ちうけていたものは---

2006年11月24日創元推理文庫より発行

シリーズ第8弾 『冬そして夜』 (2008.8) 
 ☆2008年週刊文春ミステリベスト10(海外)第6位
 ☆このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第7位

リディア・チン&ビル・スミスシリーズ
①『チャイナタウン』(1997.11.28)
②『ピアノ・ソナタ 』(1998.12.25) ☆1996年シェイマス賞最優秀長編賞受賞 
③『新生の街』 (2000.4.21)
④『どこよりも冷たいところ』 (2002.6.28) ☆1998年アンソニー賞最優秀長篇賞受賞
⑤『苦い祝宴』 (2004.1.30)
⑥『春を待つ谷間で』 (2005.8.31)
⑦本書『天を映す早瀬』(2006.11.24)
⑧『冬そして夜』(2008.6)
        ☆2008年週刊文春ミステリベスト10(海外)第6位 
        ☆このミステリーがすごい!2009年版(2008年)ベスト20宝島社第7位

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズの第6作

今回の語り手は順番どおりビル・スミス 

マンハッタンを離れ休暇を過ごすためにアップステートニューヨーク※に買った山小屋のある小さな町で依頼を受けた。

※マンハッタンとナイアガラの滝の中間地域・広大なニューヨーク州北部地域をさす

依頼の内容は盗難にあった女性からで、盗まれたものの中で絵だけを密かに回収することだった----

2005年8月31日創元推理文庫より発行

リディア・チン&ビル・スミスシリーズ
①『チャイナタウン』(1997.11.28)
②『ピアノ・ソナタ 』(1998.12.25) ☆1996年シェイマス賞最優秀長編賞受賞 
③『新生の街』 (2000.4.21)
④『どこよりも冷たいところ』 (2002.6.28) ☆1998年アンソニー賞最優秀長篇賞受賞
⑤『苦い祝宴』 (2004.1.30)
⑥本書『春を待つ谷間で』 (2005.8.31)
⑦『天を映す早瀬』(2006.11.18)
⑧『冬そして夜』(2008.6)

エントリーした本がちょうど500冊になりました。

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズの第5作

今回はリディア・チンが語り手

依頼は中華料理店の従業員たちの小さな組合の労働争議を見守り、起きるかも知れない揉め事の証人として待機することだった。それだけで終わるはずがないのが我らがリディア・チン----

二人の関係に少しは進展があったといっていいのかな。

2004年1月30日創元推理文庫より発行

リディア・チン&ビル・スミスシリーズ
①『チャイナタウン』(1997.11.28)
②『ピアノ・ソナタ 』(1998.12.25) ☆1996年シェイマス賞最優秀長編賞受賞 
③『新生の街』 (2000.4.21)
④『どこよりも冷たいところ』 (2002.6.28) ☆1998年アンソニー賞最優秀長篇賞受賞
⑤本書『苦い祝宴』 (2004.1.30)
⑥『春を待つ谷間で』 (2005.9)
⑦『天を映す早瀬』(2006.11.18)
⑧『冬そして夜』(2008.6)

シリーズ第6弾 『春を待つ谷間で』 (2005.9)

シリーズ第7弾 『天を映す早瀬』 (2006.11.18)

シリーズ第8弾 『冬そして夜』 (2008.8)


 

1998年アンソニー賞(ANTHONY AWARDS※バウチャーコン(Bouchercon)参加者の投票で選ばれる賞)最優秀長篇賞(BEST NOVEL)受賞作

1998年シェイマス賞(SHAMUS AWARDS※アメリカ私立探偵作家クラブ(The Private Eye Writers of America = PWA)の選考委員会が選ぶ賞)ノミネート作品

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズの第4作

今回はビル・スミスが語り手 

元警官で探偵事務所所長のチャック・デマティスからの依頼は、建築現場から盗難が相次ぎ怪しい煉瓦工を調べるため、現場に潜入して欲しいというものだった----

洋の東西と問わず、建築業界には良心的なことを期待してはいけないのでしょうか。

ところで、二人の間には、相変わらずリディアの母が立ちはだかり、ほとんど進展らしきものはありません。残念ですね。

2002年6月28日創元推理文庫より発行

リディア・チン&ビル・スミスシリーズ
①『チャイナタウン』(1997.11.28)
②『ピアノ・ソナタ 』(1998.12.25) ☆1996年シェイマス賞最優秀長編賞受賞 
③『新生の街』 (2000.4.21)
④本書『どこよりも冷たいところ』 (2002.6.28) ☆1998年アンソニー賞最優秀長篇賞受賞
⑤『苦い祝宴』 (2004.1)
⑥『春を待つ谷間で』 (2005.9)
⑦『天を映す早瀬』(2006.11.18)
⑧『冬そして夜』(2008.6)

シリーズ第5弾 『苦い祝宴』 (2004.1)

シリーズ第6弾 『春を待つ谷間で』 (2005.9)

シリーズ第7弾 『天を映す早瀬』 (2006.11.18)

シリーズ第8弾 『冬そして夜』 (2008.8)


 

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズの第3作

今回はリディア・チンが語り手  .

新進デザイナーの発表前の春物デザインが盗まれ現金の要求があり、代金引渡の仕事の依頼が兄のアンドリューを通してリディアに。安全な仕事だったはずが----

原題「MANDARIN PLAID」 ※PLAID(格子縞)  ここでは「マンダリン・プレイド」は依頼主の新進デザイナーのブランド名

ところで二人の間に進展は?それは読んでお確かめ下さい。

お勧めの私立探偵ものです。リディア・チン&ビル・スミスシリーズ
①『チャイナタウン』(1997.11.28)
②『ピアノ・ソナタ 』(1998.12.25)
③本書『新生の街』 (2000.4.21)
④『どこよりも冷たいところ』 (2002.6)
⑤『苦い祝宴』 (2004.1)
⑥『春を待つ谷間で』 (2005.9)
⑦『天を映す早瀬』(2006.11.18)
⑧『冬そして夜』(2008.6)

2000年4月21日創元推理文庫より発行

シリーズ第4弾 『どこよりも冷たいところ』 (2002.6)

シリーズ第5弾 『苦い祝宴』 (2004.1)

シリーズ第6弾 『春を待つ谷間で』 (2005.9)

シリーズ第7弾 『天を映す早瀬』 (2006.11.18)

シリーズ第8弾 『冬そして夜』 (2008.8)

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズの第2作

1996年シェイマス賞(アメリカ私立探偵作家クラブ(The Private Eye Writers of America = PWA)の選考委員会が選ぶ賞)最優秀長編賞受賞作品

今回はビル・スミスが語り手となって綴るあっという間に引き込まれた私立探偵の物語

伊達に賞を取ってはいません。

老人ホームの警備員が殴り殺された。犯人を捜すよう依頼されたビル・スミスは、警備員となって入りこんだが----

二人の恋の行方も気になります。

お勧めの私立探偵ものです。リディア・チン&ビル・スミスシリーズ
①『チャイナタウン
②本書『ピアノ・ソナタ 』 (1998.12)
③『新生の街』 (2000.4)
④『どこよりも冷たいところ』 (2002.6)
⑤『苦い祝宴』 (2004.1)
⑥『春を待つ谷間で』 (2005.9)
⑦『天を映す早瀬』(2006.11.18)
⑧『冬そして夜』(2008.6)

1998年12月25日創元推理文庫より発行

シリーズ第3弾 『新生の街』 (2000.4)

シリーズ第4弾 『どこよりも冷たいところ』 (2002.6)

シリーズ第5弾 『苦い祝宴』 (2004.1)

シリーズ第6弾 『春を待つ谷間で』 (2005.9)

シリーズ第7弾 『天を映す早瀬』 (2006.11.18)

シリーズ第8弾 『冬そして夜』 (2008.8)

私立探偵リディア・チン&ビル・スミスシリーズの第1作

28歳のカンフー黒帯で無鉄砲で意地っ張りな中国人女性私立探偵が年齢も育ちもかけ離れた白人探偵と二人で組んで依頼された事件に取組むシリーズ

チャイナタウンの美術館から寄贈された貴重な磁器のコレクションの一部分が盗まれ、美術館の館長の旧知リディアに盗品の発見を依頼された探偵リディアはパートナーたるビルと共に調査に----

友人の女性刑事メアリー・薬種店のガオじいさんなど魅力的な登場人物も面白い。

サラ・パレツキーの描く女性探偵V・I・ウォーショースキーとどこか似ているけど、 こちらは二人のコンビで推理していくし、家族との繋がりも深い。2作以降に期待したい。

リディア・チン&ビル・スミスシリーズ
①本書『チャイナタウン』
②『ピアノ・ソナタ 』1996年シェイマス賞(アメリカ私立探偵作家クラブ(The Private Eye Writers of America = PWA)の選考委員会が選ぶ賞)最優秀長編賞受賞 (1998.12)
③『新生の街』 (2000.4)
④『どこよりも冷たいところ』1998年アンソニー賞最優秀長篇賞受賞 (2002.6.28)
⑤『苦い祝宴』 (2004.1)
⑥『春を待つ谷間で』 (2005.9)
⑦『天を映す早瀬』(2006.11.18)
⑧『冬そして夜』(2008.6)

1997年11月28日創元推理文庫より発行

シリーズ第2弾 『ピアノ・ソナタ 』1996年シェイマス賞最優秀長編賞受賞 (1998.12)

シリーズ第3弾 『新生の街』 (2000.4)

シリーズ第4弾 『どこよりも冷たいところ』 (2002.6)

シリーズ第5弾 『苦い祝宴』 (2004.1)

シリーズ第6弾 『春を待つ谷間で』 (2005.9)

シリーズ第7弾 『天を映す早瀬』 (2006.11.18)

シリーズ第8弾 『冬そして夜』 (2008.8)

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