ネルソン・デミル 一覧

前作の「ナイトフォール(上)(下)」と同じようにミステリとしては失敗作

007・ジェイムズボンドシリーズの映画のようにありえない設定が多く、痛快なスパイアクションもののように読めば面白いかも。

最新の世界情勢(といっても2001.9.11アメリカ同時多発テロに焦点が)からテーマを選択しており、その選択は読む人を強くひきつけるのに。あいかわらず展開が遅く、冗談や駄洒落の連発にいささか食傷気味になる。

元ニューヨーク市警刑事現連邦統合テロリスト対策特別機動隊捜査官ジョン・コーリーとジョンの妻でFBI捜査官ケイト・メイフィールドのシリーズ「プラムアイランド」「王者のゲーム」「ナイトフォール」に続く4作目(?)

2008年5月15日講談社文庫より発行

この作品は本当にネルソン・デミルの作品ですか。いつからこんなに展開が遅くなったのでしょうか。

300ページを過ぎても、思わせぶりな事が書かれているだけで、何も起きない。被害妄想に陥っているかのような主人公の心の葛藤ばかり。それをしつこく描き続ける。この辺で読むのを止める人がいてもおかしくない。

なんと何も起きないまま上巻が終わってしまった。

実際に起こった事件と事件をつないで創作したミステリーは、余計なことは省いていたら成功していたかも。はっきり言って失敗作。

FBIとCAIとが見逃していた捜査の最大のポイントも見逃すこと自体全く納得できないもの。一体どうしてしまったのだろうか。ネルソン・デミルさんは。

2006年9月15日講談社文庫より発行

読んだ後に20数年前の作品と知って、本当に驚きました。そう言えば、携帯電話は出てこない!!!

北アイルランドの問題を背景にテロリストと警察・軍隊との対決の中に、ラブストリーを絡めたサスペンスです。最後まで一気に読みきってしまいました。

ネルソン・デミルは、1943年ニューヨーク生まれ。1985年ヴェトナム戦争をテーマにした軍事法廷小説『誓約』で注目を浴び、話題作を次々に発表。

アメリカを代表するミステリー&エンタテインメント作家のひとり。

本書は1981年の作品 日本では2005年5月15日講談社文庫より発行

誓約」(文春文庫1992年4月)原作は1985年
チャーム・スクール」(文春文庫1996年1月)原作は1988年
ゴールド・コースト」(文春文庫1994年7月)原作は1990年
将軍の娘」(文春文庫1996年12月)原作は1992年
スペンサーヴィル」(文春文庫2000年4月)原作は1994年
プラムアイランド」「王者のゲーム」など作品多数

陸軍の犯罪捜査部を退役したポール・ブレナーが主人公(作家の代表作『将軍の娘』では現役の陸軍准尉の役)

読み出したら止まらないおもしろさ。文庫本で上下併せて1588ページを一気に読まずにはいられません。ベトナムに興味のある人・ベトナム戦争に興味のある人には特におすすめですが、ミステリ好きなら是非トライしてみて下さい。

作家はニューヨーク生まれ アメリカを代表するミステリー・エンタテイメント作家

2003年11月15日講談社文庫より発行

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