ヘレン・マクロイ 一覧


1950年に刊行されたマクロイ11冊目の長篇

最高傑作といわれる本書が新訳で登場しましたとのこと。

探偵役をつとめるのは、精神科医で、ニューヨーク地方検事局の顧問をしているベイジル・ウィリング博士

ブレアトン女子学院に勤めて五週間にもならない女性美術教師のフォスティーナ・クレイルは、理由も告げられずに突然解雇を言い渡された----

本書を幻の傑作と訳者として紹介していますが、マクロイの「幽霊の2/3」「殺す者と殺される者」の2冊に受けた強烈なインパクトは感じませんでした。

しかし、丁寧な謎解き・だれもが納得出来る動機の説明など推理小説の手本となるような作品です。

2011年6月24日創元推理文庫より発行 原題は「Through a Glass, Darkly」※聖書から取られたものだそうです。

幽霊の2/3
☆本格ミステリ・ベスト10 海外 2010探偵小説研究会 (原書房)(2009年)第9位
☆2009年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫) 第10位

うーんと、うなってしまいました。

アメリカのミステリ作家ヘレン・マクロイ(1904-93)が1957年に発表した作品の再刊

2009年創元推理文庫創刊50周年に復刊リクエストを実施

第1位が『幽霊の2/3』、本書が第3位となり、読者の前に再登場

それだけのリクエストがあるのが納得できるミステリです。

解説は「ミステリの才媛の輝かしいキャリアを代表するこの傑作」とその解説を結んでいます。

リクエスト第1位の『幽霊の2/3』と同様に、2010年のベストテンものにランクインすること間違いなしの作品です。

2009年12月25日創元推理文庫より発行 原題は「The Slayer and Slain」

リクエスト第1位 『幽霊の2/3』

なお、ヘレン・マクロイは1993年88歳で世を去っています。

アメリカのミステリ作家ヘレン・マクロイ(1904-93)が1956年に発表した作品の再刊

精神科医を職業とする探偵の草分け

限られた登場人物のなかで、ひとつずつ謎を解いていくミステリ

古さを全く感じさせません。

物語は、売れっ子作家のエージョントの妻メグ・ヴィージーが、エレヴェーター内においてあったタブロイド紙を見たとたん、血の気が引いた---というところから始まる。

邦訳の題名は気が利いている。素晴らしい。原題は「a Ghost」

☆本格ミステリ・ベスト10 海外 2010探偵小説研究会 (原書房)(2009年)第9位
☆2009年文庫翻訳ミステリーベスト10(講談社文庫) 第10位

2009年8月30日創元推理文庫より発行

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