ルイーズ・ペニー 一覧

主人公のアルマン・ガマシュ警部・補佐役のジャン・ギー・ボーヴォワール警部補・村人で芸術家で鋭い洞察力を持つクララ・モローのシリーズ第2作

☆2008年アガサ賞(AGATHA AWARDS)最優秀長篇賞(BEST NOVEL)受賞作品

またまた日本のミステリ・ベストものは、この作者と本作品を無視いたしました。題名からコージー・ミステリもの と判断して読んでさえいないのでしょうか。

アガサ賞を伊達にとっているわけではありません。が、100ページまでは少しがまんが必要です。

スリー・パインズ村の心温まるみんなとアルマン・ガマシュ警部とその部下たちに是非逢ってみてください。

あなたもこの物語の虜になります。

なお、必ず第1作『スリー・パインズ村の不思議な事件』からお読みください。

2009年6月19日ランダムハウス講談社より発行 原題は「A FATAL GRACE」

シリーズ第1作『スリー・パインズ村の不思議な事件』

このシリーズで不満があるのが、登場人物欄です。第1作では、書店オーナーのマーナ・ランダースを落としていたし、今回は2人の刑事を落としています。

もう少し欄を広げてよく出てくる登場人物は落とさないでくださいな。


本書『スリー・パインズ村と運命の女神』の会話から抜粋
「彼女はひどく不幸で、まわりに八つ当たりをしていました。人間て、そういうものですよね?ほかの人たちが幸せだと我慢できないのです」

「不幸を経験してきた人は、ほかの人を助ける責任があります。自分が救われたのに、ほかの人を溺れさせておくわけにはいきません」

この作品が日本のミステリベストものにどうして入らなかったのでしょうか。まったく不可思議。まさにミステリ!! めちゃくちゃに面白いのに。

ミステリファンの方、絶対にお勧めの本です!!!

コージー・ミステリものと警察小説との融合した作品(?)

舞台となるのは、カナダ・ケベック州の地図にも載っていないような小さな村スリー・パインズ

警察もなく、家に鍵をかける習慣さえない平和な村で事件が起きた。森の中で老婦人の死体が発見されたのだ----

主人公のアルマン・ガマシュ警部・補佐役のジャン・ギー・ボーヴォワール警部補・村人で芸術家で鋭い洞察力を持つクララ・モロー等々個性的な登場人物たちがいきいきと描かれ、物語に花を添えます。

2008年7月10日ランダムハウス講談社より発行 原題は「STILL LIFE」

☆2006年英国推理作家協会(CWA)最優秀処女長篇賞受賞作品
☆2007年アンソニー賞(ANTHONY AWARDS)最優秀処女長篇賞受賞作品
☆2007年バリー賞(THE BARRY AWARDS)最優秀処女長篇賞受賞作品
他に2006年アーサー・エリス賞新人賞・ディリス賞を受賞

すでにシリーズ第2作『スリー・パインズ村と運命の女神』も日本で発行されています。

第4作目を執筆中とのことです。

レジナルド・ヒルからの本書への賛辞
「ジョルジュ・シムノンはメグレ警視のシリーズを百冊以上書いた。ルイーズ・ペニーがガマシュのシリーズで同じことをしてくれれば、探偵小説を愛するわたしたちみんなにとって、よろこびである。」と絶賛。

著者紹介:1958年カナダのトロント生まれ。カナダ放送協会でラジオの報道記者、司会者として活躍。結婚後、執筆に専念。

処女作である本書で英国推理作家協会最優秀処女長篇賞など数々の賞を得て、本格推理の新しい旗手として注目を浴びる。

シリーズ第2作はアガサ賞最優秀長篇賞受賞。

第3作もアーサー・エリス賞にノミネート。

現在はモントリオール近郊で、夫と二匹の犬と暮らしている。

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