ローレンス・ブロック 一覧

ニューヨークの元警官で無免許の私立探偵マシュウ(マッド)・スカラーのシリーズ第2作

原題は In the Midst of Death

依頼は警察内部の腐敗を告発したニューヨーク市警の刑事からだった。

内部告発がきっかけなのか、一人の娼婦がその刑事を恐喝罪で告訴した。誰かの差し金で動いているに違いないから、自分を窮地に陥れた黒幕を捜し出して欲しいと依頼をされた-----

なんか渋くていいなと思います。

<私立探偵マット・スカダー・シリーズ>
①『過去からの弔鐘』 Sins of the Fathers
②『冬を怖れた女』 In the Midst of Death
③『1ドル銀貨の遺言』 Time to Murder and Create
④『暗闇にひと突き』 A Stab in the Dark
⑤『八百万の死にざま』 Eight Million Ways to Die
⑥『聖なる酒場の挽歌』 When the Sacred Ginmill Closes
⑦『慈悲深い死』 Out on the Cutting Edge
⑧『墓場への切符』 A Ticket to the Boneyard
⑨『倒錯の舞踏』 A Dance at the Slaughterhouse ※1992年MWA賞最優秀長篇賞受賞
⑩『獣たちの墓』 A Walk Among the Tombstones
⑪『死者との誓い』 The Devil Knows You're Dead ※1994年PWA(シェイマス賞)最優秀長篇賞受賞 ☆PWA(シェイマス賞):アメリカ私立探偵作家クラブ Private Eye Writers of America(PWA) が主催する賞で、毎年優れた私立探偵小説に与えられる
⑫『死者の長い列』 A Long Line of Dead Men
⑬『処刑宣告』 Even the Wicked
⑭『皆殺し』 Everybody Dies
⑮『死への祈り』 Hope to Die
⑯『すべては死にゆく』 All The Flowers Are Dying

1987年12月25日二見書房より発行

ニューヨークの元警官で無免許の私立探偵マシュウ(マッド)・スカラーのシリーズ第1作

時代を全く感じさせない面白さ 解決の方法も渋い!!!

依頼はヴィレッジのアパートで殺害された娘の過去を探ってくれないかというものだった。犯人は逮捕されており------

先を読まずにはいられない構成のうまさ 人に対する温かい目と厳しい目に納得 あっという間に読みきってしまいました。

<私立探偵マット・スカダー・シリーズ>
①『過去からの弔鐘』 Sins of the Fathers 1976
②『冬を怖れた女』 In the Midst of Death 1976
③『1ドル銀貨の遺言』 Time to Murder and Create 1977
④『暗闇にひと突き』 A Stab in the Dark 1981
⑤『八百万の死にざま』 Eight Million Ways to Die 1982
⑥『聖なる酒場の挽歌』 When the Sacred Ginmill Closes 1986
⑦『慈悲深い死』 Out on the Cutting Edge 1989
⑧『墓場への切符』 A Ticket to the Boneyard 1990
⑨『倒錯の舞踏』 A Dance at the Slaughterhouse 1991 ※1992年MWA賞最優秀長篇賞受賞
⑩『獣たちの墓』 A Walk Among the Tombstones 1992
⑪『死者との誓い』 The Devil Knows You're Dead 1993※1994年PWA(シェイマス賞)最優秀長篇賞受賞 ☆PWA(シェイマス賞):アメリカ私立探偵作家クラブ Private Eye Writers of America(PWA) が主催する賞で、毎年優れた私立探偵小説に与えられる
⑫『死者の長い列』 A Long Line of Dead Men 1993
⑬『処刑宣告』 Even the Wicked 1996
⑭『皆殺し』 Everybody Dies 1998
⑮『死への祈り』 Hope to Die 2001
⑯『すべては死にゆく』 All The Flowers Are Dying 2005

1987年5月20日二見文庫ザ・ミステリ・コレクションより発行

殺し屋ジョン・ポール・ケラーシリーズ第3弾

9篇からなる連作短編集 電車の中で気軽に楽しむ、殺し屋稼業を続けるケラーの心理を綴った短編集

訳者あとがきにケラーの次回作の紹介が出ています。次作を期待される方は、読まない方がよいと思います。

収録作品
「ケラーの指名打者」「鼻差のケラー」
「ケラーの適応能力」「先を見越したケラー」
「ケラー・ザ・ドッグキラー」「ケラーのダブルドリブル」
「ケラーの平生の起き伏し」「ケラーの遺産」
「ケラーとうさぎ」

2007年12月25日二見文庫-ザ・ミステリ・コレクションより発行

殺し屋ジョン・ポール・ケラーシリーズ第2弾

長編といっても連作短編とほとんど変わりませんが、本書ははっきり言って失敗作

殺しの元締めを父親から引き継いだドットのやることなすことに、いらいらしてきました。

前作の短編のパターンと同じことの繰り返しも多くてがっかりです。訳者はあとがきの中で自分の自慢ばっかりとうとうと書いているし、いったい何を考えているのかな。

2002年6月25日二見文庫-ザ・ミステリ・コレクションより発行

人情味あふれる(?)殺し屋ジョン・ポール・ケラーが主人公の連作短編集10編

「ケラーの選択」は1994年MWA(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀短編賞受賞
「ケラーの責任」は1998年MWA(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀短編賞受賞

引き込まれること、うけあいの短編集です。あっという間に読みきってしまいました。

殺し屋ケラーシリーズとして第2弾(長編)『殺しのリスト』(2002.6.25)第3弾『殺しのパレード』(2007.11.27)が既に発行されています。

収録作品
「名前はソルジャー」「ケラー、馬に乗る」
「ケラーの治療法」「犬の散歩と鉢植えの世話、引き受けます」
「ケラーのカルマ」「ケラー、光り輝く鎧を着る」
※「ケラーの選択」※「ケラーの責任」 ※MWA受賞作品
「ケラー最後の逃げ場」「ケラーの引退」

1998年10月25日二見文庫-ザ・ミステリ・コレクションより発行


闘うベストテン2007(ミステリチャンネル)海外ミステリ第10位

1966年に書かれた本書 今年のベストテンものには古い作品が多いのが特徴ですね。

脳に損傷を受けたため、眠ることができなくなったエヴァン・タナー 

その時間を利用して語学や歴史の学習に入れ込み、世界中のさまざまな団体に所属して知的好奇心を満足させていました。大量のアルメニア金貨がトルコ領内に埋もれているとの情報を得て-----

ジョイムズ・ボンド全盛時代に曲者だったローレンス・ブロックが描いたスパイ物をおちょくったシリーズものそうです。第9作まで発表されています。

このミステリーがすごい!2008年版(2007年)ベスト20宝島社<海外> 第20位

それにしても世界情勢の変化には驚かされます。本書発表時(1966年)には、「クロアチアやマケドニアの独立を信じることは、地球が平面だと信じることと同じくらい楽しいことだった(抜粋・要約)」と本文の中にあります。

2007年6月22日東京創元社 より発行

私立探偵マット・スカダーシリーズ第13作

行動する私立探偵ではなく、頭で考えるタイプの探偵ものです。じっくり考えるミステリーが好きな人に。

依頼内容は弁護士から身辺警護だった----

本のレビューは決して事前に読まないように

過去からの弔鐘」で始まったマット・スカダーシリーズは、第9作「倒錯の舞踏」がMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞に輝き、第11作「死者との誓い」がPWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)最優秀長編賞(二見書房刊) 

ローレンス・ブロックは、1938年ニューヨーク生まれ。20代初めの頃から小説を発表しており、このシリーズと古書店を営むプロの泥棒バーニーシリーズが人気。

2004年CWA賞 カルティエ・ダイアモンド・ダガー賞(巨匠賞)(長年、犯罪小説の分野に功績のあった作家に贈られる)受賞

2005年3月25日二見文庫―ザ・ミステリ・コレクションより発行

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