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セルフブランディングについて考えさせられた一冊 "ネットがあれば履歴書はいらない by 佐々木俊尚"
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10.03.12 セルフブランディングについて考えさせられた一冊 "ネットがあれば履歴書はいらない by 佐々木俊尚"
最近、この本を読んだ。
ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)
ウェブを利用して自分をアピールするためには何ができるか、何をすべきかが書かれている。
情けない事に私は、この手の分野は非常に苦手である(あった。ただいま克服中)。これまで、インターネット上に自分の痕跡はほとんど残してこなかった。以前のように企業勤めをしていた頃はこれでもよかったが、今は一人だ。
とにかくこの状況を改善しようと、自分なりにいろいろなことを初めてみた。遅ればせながらTwitterを始め、開発者グループに登録し(ドイツに住んでいる関係上、参加できる可能性はかなり低いが・・・)、また、他の開発者とも積極的に交流を持とうと努力をするようになった。 それでも、まだ、何かモヤモヤとしたものがあり、Twitterにしても開発日記にしても思うように事が運ばない。慣れていないということもあるけれど、とにかく、いろいろと悩む時間が多い。そんなときにこの本に出会った。
こんな私が読んでも非常にわかりやすく、そして、今まで疑問に思っていたことなどがすっきり解消された。
ツールの使い方などはもちろんのこと、「どのようなことを書けばいいか」「情報公開をするときに気をつけることは」などの、心構えが本当に参考になった。ブログを何年も続けている人にとってはあまりに当たり前のことでも、おそらく私は悩んで迷って、そこに時間を割いていると思う。
それが、少しでも解消されれば生産効率もあがっていく。
とくに私の背中を押してくれたのはこんな言葉だ(以下は意味合いの引用で文章の引用ではありません)。
評価は第三者が決める:
記事の重要性、良さを決めるのは書き手ではなく読み手であると思え。その記事を見ようとしている「誰か」を、今いる人だけで想定するのはもったいない。
実際今までに、何を書こうか悩んで結局書けずに終わったり、途中まで書いてもあまり意味がない気がしてしまいボツにした開発tipsなどが多数ある。しかし、これからはもうあまり悩まないで、少なくとも自分が調べて「これは便利」とか「このやり方は知らないと困る」などと思ったことは、積極的に書いてみようと思う。
ブログで自分のノウハウを開示していくことが大事:
具体的な成果物を書く事が難しい場合、ノウハウを開示すればよい。ノウハウを開示することで、誰かがそれを丸々まねをし自分が不利益を被るかもと不安になる必要はない。本当のノウハウとは言葉にできない部分にあるからだ。
当たり前のことだけど、なるほどなと思った。いずれはコードを公開することも考えたほうがいいのだろうけれど、突然あれもこれもとやるのは大変すぎる。まずはノウハウから公開してみようと思う。
こうしたちょっとした気の持ちようで、開発日記を書く事が本当に楽になった。
各ソーシャルネットワークの使い方や、それらの連携方法なども非常に役にたつ内容だが、個人的にはこの「精神的な部分」がより参考になった。
以前私は、世間では大企業と呼ばれるクラスの会社に勤めており、自己アピールの場は社内が多かったように思う。当時は、抱えているプロジェクトを成功に導くためにすべての力を注いでいたし、自分を評価してくれるのも、直属の上長や同僚、とにかく仕事でつながりのある人だけだった。
自分の仕事がとにかく好きで、とくに転職希望も部署移動の希望もなかったため、外への自己アピールというものはあまり考えなくなっていた。
しかし今、そこを乗り越えて、もう一回り大きくなりたいと思っている。iPhoneアプリの開発を初めてほぼ1年が過ぎた。ありがたいことに、かなり多くの方にアプリを使っていただき、そして時には、励みになるようなレビュー記事をいただくこともある。こうやって、ユーザーからの直接的な評価は本当にうれしい。それを知ってしまった今、もっと自分をアピールしていきたいと思うようになった。
それは、ユーザーから見た開発者という立場でだけではなく、開発者から見た開発者、アプリを企画する人から見た開発者、と、あらゆる立場でだ。そこから次につながるものは大きい気がする。
もっと早くから初めていれば、と思ったりもしたけれど、過ぎた事を悔やんでも仕方がない。とにかく今は1日でも多く自分をアピールしていきたい。これからは、開発そのものだけではなく、開発者としての立場改善にも重点を置いていこうと思う。
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