死を招く料理店(トラットリア) /ベルンハルト・ヤウマン/ 扶桑社ミステリー[評価: ☆☆]
(2005-05-20)


ベルンハルト・ヤウマンは、1957年、ドイツ・アウグスブルク生まれ。98年に作家デビュー。海外滞在経験をもとに、人間の五感をテーマに世界の都市を舞台にした連作ミステリーを発表。

その最終作に当たる『死を招く料理店(トラットリア)』が本書
ドイツ推理作家クラブが選ぶグラウザー賞受賞作
2005年2月28日扶桑社ミステリーより発行

何で賞を受賞できたのか私にはわかりません。イタリアの町と料理の本としてはとてもすばらしい内容ですが、こんな場あたり的な謎解きではミステリーとしてはまったく面白くありません。気軽に読めるミステリーつきイタリア料理本として読む本です。

ミステリーとしての内容がないために、現実と小説が交差しながら進んでいく構成をとっており、こんな技巧的な作品は作家の自己満足のためのものとしか思えません。

あるレビュアーの方「あっ!とミステリー好きの私も思わず脱帽。この面白さを是非、皆様にも体験していただきたい!!」と書いていますが、小説のところだけ読んだらこのコメントは出せないと私見ですが思います。


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