殺人者の顔/ヘニング マンケル/創元推理文庫(2001.1.26発行)[評価: ☆☆☆☆☆]
(2005-02-06)


☆CWAゴールドダガー受賞シリーズ ☆スウェーデン推理小説アカデミー最優秀賞受賞作品

スウェーデンの港町イースタの警部クルト・ヴァランダーが主人公のシリーズ第1作

スウェーデンの田舎町イースタが舞台 
離婚して体重も増えてしまったヴァランダー刑事がイースタ署のメンバーと力をあわせて、老夫婦の惨殺事件と外国移民逗留所での事件解決に取り組む。読み始めたら面白くてとまりません。

人間味あふれる警察署の皆にまたすぐに会いたくなります。スウェーデンの抱える問題も垣間見ることができます。刑事ものの好きな人には絶対にお勧めのシリーズです。

刑事ものには、殆どといって良いほど無能で出世ばかり考える上司が登場し、読者をいらいらさせますが、この作品にはそれがありません。安心してお読みください。

また、各捜査員が分担して解明した事実の一つ一つの積み上げで事件の解決に向かっていく過程がよくわかる構成になっています。ベストセラーになったのも納得できます。

なお、シリーズは第9作で完結しています。(※2009年に第10作が出ました)

人口890万人のスウェーデンでこのシリーズは全体で二百万部を突破したそうです。

2001年1月26日創元推理文庫より発行

筆者紹介:作家ヘニング・マンケルHenning Mankellは、1948年生まれ

現代スウェーデンを代表する人気作家。

児童向けから大人ものの推理小説まで、幅広い作品を発表し、スウェーデン推理小説アカデミー賞など多くの賞を受けています。


コメント投稿
次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.0.8