失われた顔/アイリス ジョハンセン/ザ・ミステリ・コレクション二見書房(1999.9.22発行)[評価: ☆☆☆☆☆]
(2005-01-06)


娘を失った過去と戦いながら仕事に打ち込む復顔彫刻家(頭蓋骨から人間の顔を復元する仕事です)のイヴ・ダンカン 気骨のある責任感の強い女性が主人公のシリーズ第1作

とにかく面白い。先を読まずにはいられない。この作家の作品は、構成も心理描写もすばらしいとしかいえない。出せばすべてベストセラーというのも納得できます。

本人が事件に巻きこまれていく過程や理由はパトリシア・コーンウエルの検屍官ケイ・スカーペッタ シリーズよりずっと自然で、納得がいくし、作品の根底に流れる人間への思いやりや主人公たちの愛の深さもこちらの方がずっと深いように思います。ぜひ両方を読み比べてもらいたいとおもいます。

あなたも必ずケイ・スカーペッタを応援するように、イヴ・ダンカンを応援したくなります。

第2作は『顔のない狩人』 第3作は『嘘はよみがえる』 続けて読む方がずっとわかりやすく、読む価値のあるシリーズになっています。

1999年9月22日ザ・ミステリ・コレクション二見書房より発行


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