五分後の世界の小田桐のその後の話が読みたかったけど、
まあ設定世界は同じ。
「父はいつもこういうことを言った。ジャン、何かを見つけなさい。私から音楽をとったら身勝手でだらしないただの怠け者だよ。音楽さえやっていれば徹夜も平気だしすぐ元気になれるし、自分のことを嫌わなくてもすむ。母さんはそういうものがない。でもあの人はいいんだ、女はね、競争心がないんだ」
「ずっと一緒に戦ってきた仲間の一人がからだ中から出血して死にかけているとき、それを悲しいと思わない兵士はいない。彼らは深く悲しんでいる。だが、悲しいと言わないし、悲しい表情も作らない。悲しい悲しいと叫び大声で泣くことによってミツイが助かるならば彼らはそうするだろう。UG兵士はシンプルな原則で生きている。最優先事項を決め、すぐにできることからはじめ、厳密に作業を行い、終えると次の優先事項に取り掛かる。悲しいときにただ悲しい顔をしていても事態の改善はないことを彼らは子供の頃から骨身にしみて学んできたのだ。」