日本と海外メディアからのインタビュー18本を収録。村上春樹が、
なぜ書くのか、創作の秘密、日本社会への視線、走ることについてなどを語りつくす。
村上春樹が、どのように小説を書くのか、どういう生活をしているのか、など
誰もが興味を持つことに関して、同じインタビューの質問も多いけど、面白く読める。
小説家とは、というより、村上春樹とはどんな人物かもわかるし、
今まで読んできた小説に関して書かれているから、また小説も読み直したくなる。
「お金で買うことのできるもっとも素晴らしいものは、時間と自由である」
「三十代から四十代になれば、普通は結婚して子供もできて、そんなこと考えるひまがなくなる。子供を学校にやって、住宅ローンを払って、部下も飲みに連れて・・・・。でも、他にもやりたいことがあるわけで、自分自身が孤独に生きていくことの価値について、深く考える機会が無くなってくる。でも、十代はもちろんん二十代から三十歳になる前後というのは迷う頃だし、自分にとって人生の価値とは何かを真剣に考える時期で・・・」
「孤独に生きていても、その美学というかスタイルをきちっと守っていればそれなりに十全に生きていけるという・・・」