2014年ワールドカップの決勝トーナメントでブラジルと互角に戦い、ほぼ勝利を手にしていたチリ(pk戦でもシュートがバーをたたき、サーカーの神様に見捨てられた)
そんな遠い南米の国のミステリ
南米チリのバルパライソの私立探偵カジェタノ・ブレルのシリーズ第6作
第6作を最初に翻訳したのは多分これが理由
回想の形でなぜ彼が私立探偵になったのか・自分が最初に手掛けた事件をどう明らかにしていくという設定だから。
物語の舞台はチリのアジェンタ政権が崩壊しようとしていた1973年
シリーズは第7作まで発表されており、ずっと読んできた人たちには本書がチリで20万部を超えるベストセラーになったのもわかるかもしれないけど、本書だけではミステリとしてベストセラーになった理由はわからない。
チリのアジェンタ政権それを精神的に支えたノーベル賞受賞者で20世紀最大の詩人の一人と言われているパブロ・ネルーダ
この二人に関する知識が必要です。
私立探偵として活躍するカジェタノ・ブレルを読んでみたいと思いました。
2015年5月15日ハヤカワポケット文庫より発行
<作家紹介>ロベルト・アンプエロ
1953年 チリ・バルパライソ生まれ
1973年 ピノチェット将軍による軍事クーデターが起きると出国
1993年 帰国後小説を書き始め、探偵カジェタノ・ブレノシリーズを発表
2011年 メキシコ駐在チリ大使
2013年 文化大臣