血の裁き(上)(下)/ロバート・ゴダード/講談社文庫(2014.6.13発行)[評価: ☆☆☆☆☆]
(2014-07-06)




ロバート・ゴダード22作目の長編は、1990年代のユーゴスラヴィア紛争を背景に、生体肝移植をした外科医ハモンドが巻き込まれるスパイもののようなミステリ。

これがあのロバート・ゴダードの作品なの?

そう問わずにはいられない。

展開もすばやく、どんでん返しもありで、一気に読み切ってしまいました。

ぜひお読みください。

民族統一主義のいくつくところは、はてしない紛争です。

民族浄化を繰り広げてしまった今はない国ユーゴスラヴィア。

チェコとスロバキアのように平和的に分かれた国もあることを考えると、国の指導者の大切さがよくわかります。

集団的自衛権をどうしても認めたい・軍隊を持つ国にしたいそんな考えを持つ人を総理大臣にしておいていいのでしょうか。

日本が行こうとする道は、平和の色に染まった暖かい道であることを祈っています。

 
2014年6月13日講談社文庫より発行 原題は「Blood Count」


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