第一次世界大戦で敗れ、経済が疲労しナチス台頭時代に進むドイツ・ベルリンを舞台とした警察小説
ベルリン警視庁殺人課ゲレオン・ラート警部が主人公のシリーズ第3作
副警視総監から命じられたのは、ベルリンを訪れたニューヨーク・ギャングの殺し屋と目されている危険人物ゴールドスティンの24時間の監視だった---
当時世界で一番すぐれたワイマール憲法を持ち、法治国家の最も先進国だったドイツでなぜナチスが台頭していったのか。
歴史のきな臭さを背景に物語は展開して行きます。
恋人チャーリーは、ゲレオン警部を頼ることなく自分で道を切り開いて行きます。二人はこれからどうなるのでしょうか。
できれば第1作『濡れた魚』第2作『死者の声なき声』と続けてお読みください。
2014年7月31日創元推理文庫より発行 原題は「Goldstein」(2010)