ニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリー シリーズ第3作
画廊でアーティストが殺害された。ギャラリーに置かれたパフォーマンス・アートのように床に横たわりカードに「死」と題されたいわば死のオブジェは、本物の死体だった。
NY市警には、12年前に同じオーナーの画廊で起きた猟奇殺人との関連を示唆する手紙が届いた。
マーコヴィッツの捜査メモを手掛かりに再捜査する彼女の行く手に何が待っているのか----
2001年8月31日東京創元社(創元推理文庫)より発行